2019年01月02日
新年あけましておめでとうございます
2018年は私たちにとって大きな変化の年でした。
日本での呼称を「Hunger Zero(ハンガーゼロ)」とし、長年皆様にお届けしている「飢餓対策ニュース」も「ハンガーゼロ・ニュース」にさせていただきました。 この十数年で、時代は大きく変わっています。90年代まで支援の対象であった中国は今やアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国になりました。タイ、マレーシア、インドネシアなどもどんどん変化しています。私たちの活動地を見渡しても、FHカンボジアの責任者は昨年の世界食料デーで来日をしたリンリーさんというフィリピン人の女性です。FHバングラデシュの200名近くいるスタッフは100%近くがバングラデシュ人スタッフで構成されています。国内の人々の支援だけではなくミャンマーから難民としてやって来ているロヒンギャの人々の支援も行っているのです。確実に支援は実を結び、大きな変化が起こっています。皆様の捧げてくださるご協力を無駄にすることなく、この世界からハンガーゼロ(飢餓をなくす)を実現させたいと願っています。
しかし、日本の中で扱われるニュースはほとんどが国内のニュースです。そのために国内災害の時は大きく世論は動きますが、国際のこととなると、動きは鈍くなり、入ってくる情報源も限られています。この数年、世界も自国主義に大きく 傾いています。「共に生きる」ことや「戦争のない世界」の実現はどこにいったのでしょう。これは危険な兆候です。今も飢餓に直面している人々8億2,100万人、発育阻害で苦しんでいる子ども1億5,100万人、学校に行くことができない子ども6,100万人であると国連は発表しています。ハンガーゼロは単なる宣伝文句ではありません。本当に飢餓のない世界を実現させるために、今年も皆様とともに強い意志をもって進んでいきたいと願っています。
2019年が大きな変化の年となりますように。
2019年1月1日
ハンガーゼロ理事長 清家弘久
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