2018年07月28日
フィリピンでも台風被害が拡大(酒井駐在員から)
当機構がフィリピンのミンドロ島に派遣している酒井保スタッフ(HOLPFI代表)から台風被害の報告が届きました
西ミンドロ 冠水した家(上)避難所の東ミンドロのカラパン市ブカヤオ国立高校(下)

【ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン 酒井スタッフからの報告】
台風9号(現地名ヘンリー)がフィリピン東北部に上陸、それ以後南西モンスーンが活発化、それ以後、10号(インデイ)、熱帯低気圧(インデイ)が断続的に発生し、モンスーンによってフィリピン各地に豪雨が続きました。
その結果、7月25日現在、7地区(17地区中)、11,36バランガイ(43,029中)において、288,869世帯1,279,869人が被災しました。
その内12,127世帯 (48,830人)が避難所に避難しています。(25日現在)
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東ミンドロ サンタ・ロサ
NDRRMC(National Disaster Risk Redaction Management Cantor :災害リスク軽減センター)の7月22日の報告では、地滑り、倒壊建物、海洋合わせて59件の被害があり、247地区はまだ冠水していると報告している。また150家屋が被害を受け、内10家屋は全壊であった。インフラ、農業被害は総計38億ペソ(約80億円)に上っているとしています。
被害はその後も拡大し、私たちHOLPFIの活動地であるMIMAROPA地区ミンドロ島は過去最大級の水害被害とされ、西ミンドロ州51バランガイ7149世帯32,840人、東ミンドロ州10バランガイ185世帯、934人が被災しました。
洪水による農作物の被害が甚大となっており、天候回復後の農業従事者の支援が焦点となると思われる。
以下の写真は東ミンドロ災害対策事務所から酒井が入手したもの
(場所は、東ミンドロ州ソコロ県、ポラ地区、プラ地区)


酒井によると、HOLPFIとして被災地域のとくに農民の復興支援を地元のキリスト教会と検討をはじめたとのことです。
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