2018年07月17日

岡山・高梁市での活動報告(向頭スタッフ)


倉敷市に入っている当機構向頭スタッフより16日の高梁市での被災者支援活動について報告が入りました。

16日朝、集合地点に総員30名のボランティアが集結、マイクロバス2台、軽4トラック2台、ワゴン車に分乗して高梁市に向かいました。以下に作業をした場所と作業内容です。

①ききょう緑地公園(高梁市落合町/ 臨時被災物廃棄集約所)
 被災したスーパー、コンビニの廃棄物のうち缶スプレー製品を探し出し分別する作業。これらは平常時であれば空き缶として分別回収されてますが、豪雨被害のために様々なものが混在しています。このまま焼却処分すれば炉が壊れる可能性があり、それを回避するための作業です。
 中には"まぜるな危険"と表示された薬品などもあり、中毒などの危険性もあり、慎重に作業をする必要がありました。
缶類の分別作業.jpg
分類された缶類WEB.jpgvideo-高梁市缶類分別.mp4
廃棄電化製品web.jpg

町から回収されたきた廃棄家電製品

②特別養護老人ホーム  ホタルの里(高梁市落合町)
 浸水した1階全フロアの泥出し、高圧洗浄作業。依頼個所の作業は完了することができました。

③南さくばら老人ホーム(総社市日羽)
 浸水した浄化槽に堆積した泥の撤去を行いました。過酷な作業なので男性陣が行いました。
 また、社会福祉協議会の登録された女性ボランティアさんたちが近隣の住宅で泥出しをされていました。
さくばらランドweb.jpg
さくばらランド浄化槽web.jpg

今日の活動を通して感じたこと(向頭)
・朝から日差しがきつく、12時で36度を超す蒸し暑い中、15分作業、15分休憩を繰返した。活動地点が谷間に立地していることからほぼ無風でした。
・ボランティア活動が初めての方々には過酷な作業でした。
 早朝の出発、片道約2時間の遠距離の移動で実働はおおよそ2時間ないし3時間が限界でした。
 また長靴、マスク、ゴーグル、帽子、ゴム手袋を装着しての作業の過酷さを実感しました。
・被災者も連日の作業が続けておられるので肉体的、精神的負担が大きいために、ボランティアが入るときは同じ時間作業に加わることは避けていただく配慮の必要と感じました。

広報より:今後は短い動画も交えて報告いたします。

募金はこちらから
郵便振替の場合は次の通り 郵便振替 00170-9-68590  日本国際飢餓対策機構 記入欄に「2018年7月豪雨」と明記のこと。

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