2018年07月28日

2018年7月豪雨 緊急援助チーム・伊東


7月6日深夜から7日未明にかけて、日本全国に多大な被害をもたらした豪雨から、3週間が経過しました。

7月10日から岡山倉敷に入り、現地調査と地元教会との調整を重ね、
月16日から「岡山キリスト災害支援室」のベース運営を担っています。

初日は、総社市を回り、2日目に、真備町を視察しました。
発生から4日目になっていましたので、すでに水は引いていました。
真備町の各所を回り、被害状況を確認。かなり広範囲に、被害が出ているのがわかりました。
報道からは、3ヶ月ほどで、大方の活動は終了するのであろうなと見積もりましたが、
活動を重ねていくにつれて、4~6ヶ月ほどはかかるかもしれないと感じ始めています。

当機構は、岡山県倉敷と広島県呉の支援ベース運営を担っていますが、同じ雨雲の被害であっても、
岡山と広島の災害が異なっているのを呉ベースの黒坂の報告から見てとれました。

呉は、雨による山からの土砂崩れ。
岡山は、雨による河川決壊による水没(一部土砂崩れ地域あり)が大半です。

山肌が滑り落ちてきていますから(山津波という言い方もします)、
大きな岩や大木が、山砂と一緒に流れ落ちてきます。
岩や大木が「堤防」となってしまい、水を堰き止め水没もさせますし、
川の流れさえも変えてしまいます。

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一方、河川決壊となると、水が1階、2階の高さまで水没し、屋根に上ってかろうじて命が助かるということになってきます。
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そして水が引いた後の爪痕も様相も、支援の方法も異なります。
土砂崩れは、まずは重機をフル活用させて、阻んでいる大きな物を
取り除くこと。同時に、手作業で、家中に入り込んだ土砂を搔き出して
いかなければなりません。
片や、水没被害は、地震での倒壊や、津波で根こそぎ持っていかれるのとは
異なり、一見、遠くから見ると何の被害を受けていないように見えますが、
近くに行き、家の中に足を踏み入れると、水害の影響を目の当たりにします。

このように、被害状況が異なるので、支援内容も異なります。
それでも、変わらないのは、最後は人の手であること。
部屋の中の土砂を搔き出すこと、水没した家財や物品を運び出すこと、
床下に入り込んだ砂を搔き出すこと、これらは人の手でしか行うことが
できません。
床板を剥がし、根太(ネダ)を切らずに土砂を出すのは、狭く作業効率を
下げてしまうのは分かっていますが、この部分があることによって、床板を
支えているので、再建を希望されている家は、作業がしずらくても、根太は
切断せずに、そのままで泥だしを行います。
高齢者や女性だけで作業されているお宅を多く見かけます。
機械の威力は目に見張るものがありますが、最後の細かな部分は、"人の手"
が必要です。

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日を追えば追うほど、人手が必要であることが見えてきました。
ボランティアさんが必要です。
県内・県外、短期間でも大丈夫です。
是非、あなたの手を必要としている方の元に来てください。

岡山のボランティア申し込みは岡山キリスト災害支援室

広島・呉のボランティア申し込みはキリスト教会・広島災害対策室・呉ボランティアセンター
(呉ボランティアは、クリスチャン、または教会(牧師)推薦のある方のみとなっています)

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