2016年05月07日

ソフトバンク観戦バスツアー 被災地の子どもたち大喜び


 7日、当機構が活動参加している九州キリスト災害支援センターによる「熊本スマイル・ソフトバンク観戦バスツアー」が行われ、益城町など被災地の子どもたち35名と保護者らが参加しました。

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 九州キリスト災害支援センター(以下=九キ災)では、熊本市内と益城郡益城町、南阿蘇の3つの支援センターで物資の配布やボランティアや看護士派遣などを続けています。この観戦ツアーは、子どもたちの心のケアプログラム「熊本スマイル」の第1弾として企画され、5月5日に御船町小学校での野外活動(遊び)とこの日の観戦ツアーが行われました。
 観戦ツアー実施にあたっては、ソフトバンクホークスのサファテ選手と親交のある福岡の九キ災関係者が協力を要請したところサファテ選手が快諾し、子どもを含む70人を招待していただきました。また、このことを聞いた選手会やソフトバンク球団からも協力の申し出があり、試合前の練習をベンチで見学したり、各選手や工藤監督からも子どもたちに励ましやサインなどをいただくことができました。
 当機構は、この観戦ツアーの参加者募集のために各避難所で案内配布や参加者募集をボランティアとともに行わせていただきました。益城町総合体育館で参加申込みをした男の子はソフトバンクの大ファンで、同体育館で連日ボランティア活動をしていたお母さんは「是非とも行かせてあげて」と語っておられました。
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 この日の楽天戦では試合を決めるクローザーとしてサファテ選手が登場すると、招待された子どもたちは大興奮、それに応えてサファテ選手が見事な投球でソフトバンクを勝利に導きました。また試合後のヒーローインタビューで「この困難を乗り越えたい。ともにに進んでいきましょう。」(西日本新聞ウエブ版)とスタンドやテレビ観戦する人に呼び掛けました。
 参加した子どもたちは、九キ災が用意した観光バスで熊本と福岡を移動、車中では子どもたちや保護者、ボランティアとの交流もありました。
 なおこの日の模様は、主要な新聞や全国放送のテレビ番組のスポーツコーナーなどで紹介されました。

 最後に子どもたちの引率ボランティアとしてお母さんと共に参加した豊世美文さんからのコメントを紹介します。美文さんは14日の地震で益城町で自宅兼キリスト教会の建物が倒壊し、つぶれた建物から5時間後に救出されています。

「あの大きな地震は私たちの生活を一瞬にして大きく変えたものでした......。しかし、神様はそこから私たちの想像を遥かに越えたところで働いて下さり、ひとつひとつをちゃんと導いて下さり、力づけてくださるんだなぁと実感しました。今日は、子どもたちと一緒にたくさん笑い、笑顔になり元気をもらいました!又この喜びを皆さんと分かち合っていきたいと思います。」豊世 美文

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ハンガーゼロ「日本国際飢餓対策機構」
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