2015年07月20日
【ブルンジ】ルワンダ国内のブルンジ避難民を支援
アフリカ中部の国ブルンジでは、大統領の任期は憲法で2期までと決められていますが、2005年の内戦終結の年から大統領を務めているピエール・ンクルンジザ氏が6月26日の大統領選挙に3期目の立候補をしています。与党は「ンクルンジザ氏は2005年には議会によって選出されたので、民選大統領としてもう1期可能だ」として同氏を候補者に指名しました。これに対して現大統領の3期目は違憲だとして反対勢力が抗議行動を起こしてきました。
ンクルンジザ大統領は抗議行動を弾圧し、反対派を投獄、抗議グループと軍、警察との衝突で40名が死亡、10万人が国外に避難しました。人々はJIFHが支援しているルワンダ、コンゴ民主共和国などにも逃れ始め、現在、ルワンダ国内のブルンジ避難民は33,684人で男性8,367人、女性7,919人、子ども16,309人です(2015年6月18日時点)
大統領選は延期も...
これまでに、カトリック教会が現大統領の立候補を支持しないという立場を表明し、東アフリカ圏の首脳はンクルンジザ大統領の国民の弾圧に対し注意を促し、停止を求める声明を発表しました。
ルワンダ国内の避難民の状況
FHルワンダは現地政府や国連と連携し、ルワンダ南部にあるマハマ難民キャンプ(約23,000人が滞在)で次のような支援を行っています。
食料:ソルガム、大豆、メイズ粉
生活用品:毛布、洗面器、水用
タンク、バケツ、鍋、皿、食器、
生理ナプキンなど。
他からの支援が届きにくい、5歳以上の子どもと妊婦の保護、また難民キャンプでの感染症予防のために清潔な水源の確保と衛生教育も予定されています。
JIFHも支援に協力します
難民の半数以上が女性、子どもです。ハンガーゼロ・サポーター(1口千円/月)となって、ご協力をお願いいたします。
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