2014年06月20日
【カンボジア】里子とともに迎えた喜びの記念日
「チョムリアップ スオ(こんにちは)!」大阪事務所の世界里親会担当の山田です。日ごろは世界の飢餓・貧困と闘う子どもたちの支援にご協力くださり感謝いたします。このたび国際飢餓対策機構(以下、FH)カンボジアにおける世界里親会の「教育・自立支援活動」を7月に終えるにあたり、この地域の子どもをサポーターとして支援を続けてくださった皆様と現地を訪問して参りました。一行は元当機構スタッフでこの地の活動の立ち上げに関わった浜名基弘・マリヤ夫妻(現在は宣教師としてタイ在住)を含め11人でした。記念式典と里子訪問の様子を報告させていただきます。
アンコールワットで有名なカンボジア第二の都市シェムリアップから北西へ車で約2時間、支援活動を行っているアンロンベン地区に到着します。そこからさらにタイ国境近くまでもう数10分北へ移動したところにあるスラッチューク村、サンタピアップ村、トゥールサラー村での式典に参加しました。日よけテントが建てられた会場にはたくさんの村人が集まっていました。
式典では村の方々がお祝いの歌や伝統的なダンス、勉強会の学びの様子を寸劇で披露してくださいました。教育・保健衛生・貯蓄グループ・農業(畜産)、それぞれの分野におけるリーダーへと成長した皆さんの感謝のスピーチがありました。
『支援をしていただいたこと全てに感謝しています。私たちが変わるチャンスを与えてくださいました。日本のサポーターの皆さんは7年間に亘る支援の約束を全うしてくださいました。本当にありがとうございました。』
またFHカンボジアと当機構の代表からの励ましのメッセージも伝えられ、集ったみんなの心がひとつになって喜びを分かち合えたことは非常に幸いでした。
感極まって言葉が...
午後には、サポーターの皆様が心待ちにしていた里子の家庭訪問を行いました。写真付の成長報告書や手紙を手にしながら、『聞きたいことがたくさんありすぎてどうしよう。緊張してきた。でも早く会いたい。』と皆さん期待にあふれておられました。実際に顔を合わせると、感極まってただただ里子を見つめて、なかなか言葉が出てきません。里子も驚きと緊張でずっと恥ずかしそうな様子でした。
FHカンボジアは「地域と共に歩む」をモットーに活動を進めてきました。アンロンベン地区の活動を終えた後、引き続き新たにシェムリアップ州北東部のスバイルー地区で活動を始める準備を進めています。
ぜひチャイルドサポーターになって、カンボジアの将来を担う子どもたちへの教育と、人々が自立に向かうための支援活動にご協力をお願いします。
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