2013年12月16日
吉田と酒井がレイテ島とサマール島でパン缶等の支援実施中
フィリピン台風緊急支援のために現地で活動を続けている吉田と酒井は日本から届いたパンの缶詰(約1万食分)や水フィルターをバンタヤン島、レイテ島、サマール島の被災地で配布を始めました。
配布活動は今月13日から20日まで1週間にわたり、セブ島近郊のバンタヤン島、レイテ島のタクロバン、タナウアン、サマール島のバセイ、マラブット、ヘルナニなどへ2台のトラックで輸送。このプログラムはこれまでの被害調査に基づくとともに、現地パートナーの国際飢餓対策機構フィリピン、フィリピン福音自由教会、フィリピン福音同盟などの救援プログラム(食料、生活用品配布、住宅再建、子どもケア、医療など)とも連携する形で行われます。実施にあたっては、当機構の吉田知基がサマール島、酒井保(ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン)がレイテ島に別れて同時に進めていきます。また、このプログラムには被害調査のために現地入りしているナビゲーターから派遣されている北原氏も同行し、配布活動に参加します。

当機構が緊急支援として配布している水フィルターについて吉田が被災者からこのような声をいただいています。「地元政府から水の支給が2ガロンあったんだけど、生活用水のため飲むことができなかった。でもこの水フィルターを使えば飲めるようになるので助かった」「台風で井戸の水が汚れてしまったので、安全のために湧かして飲んでいました。でもこの水フィルターがあればすぐに飲めるので本当に助かる」
配布活動を前に水フィルターの準備作業をする酒井スタッフ、右は今回の配布地域を示す地図


また、パンの缶詰は配布したどの地域でも好評でとくに子どもたちから「パンが柔らかくておいしい」ということでした。
被災地では破壊された水道、電気等インフラの復旧は地域によりまだまだ見通しすらつかない所もあります。当機構はそうした地域のニーズを把握している現地パートナーと協力しながら、これからも支援を続けていきます。
当機構は、民間支援団体として皆様の募金によって緊急支援プログラムを進めさせていただいております。ぜひ、これからもフィリピンの人々のために応援をよろしくお願いいたします。
なお、今後の計画として現地で住宅の補修などを手伝うボランティアチームを年明けの1月にも日本から派遣する準備を進めています。
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