2013年07月19日

【里親のめぐみ】子どもの将来に希望をあたえる100円の価値


  大阪女学院中学校では3年生全体でボリビアの子どもたち3人を支援して下さっています。今回は学生たちに支援を始めたきっかけや感想を書いていただきました。

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【学生たちがクリスマスリースを作り、支援している里子に届けました】

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 私たちがチャイルドサポーターになったきっかけは、国語の授業でラッセル・フリードマンの「小さな労働者」を習ったことでした。先生から中学生の私たちにもできる支援があると聞いた時、クラスのみんなでやりたいとすぐに決まりました。そのあと、私たちのイスマエル君に続いて他の2クラスも支援を始めました。私が里子の親になったという実感はあまりわきませんが、里子3人の中で一番かわいい、かっこいいとみんなで思っています。イスマエル君から手紙が届くのが私たちの一番の楽しみです。(中村麻衣さん)

※イスマエル君の記事はコチラで紹介⇒「【ボリビア】貧しさの中で懸命に生きる子どもたち」


 私が支援を始めて早数ヶ月が経ちました。支援している子にまだ会った事もないのに、今では妹のような存在です。支援を始めて世界にはそれぞれの事情を抱えた沢山の子どもたちがいることを知り、自分はどれほど恵まれた環境にいるのだろうと改めて感じさせられました。また、里親になって人と人との繋がりやその温かさなど沢山のことを学びました。この事を通じて私は将来困っている人を助けられるような仕事に就きたいという夢も持てました。そのために今は自分に出来る事を精一杯していこうと思います。(長畑和子さん)


 私は今までこのような支援をしたことがなかったのでとても貴重な体験をさせていただけたと思います。貧しい国について、テレビで見たことがあるくらいの知識しかありませんでしたが、今回、里子のアルバロくんと出会ったことで、大きく関心を持つことが出来ました。月に1人が数百円寄付するだけで、1人の子どもが充分な教育を受けられるというのは、とても素晴らしいことです。この活動が世界中に広がれば、と思います。(田口歩さん)


 里親を始める前、「私たちがジュースやアイスを月に一度我慢するだけで、学校に行けない子どもたちが行けるようになる」と先生がおっしゃいました。この言葉で私は里親になる決心をしました。私が少し楽しむための100円と子どもたちが教育を受け、将来の希望を持つための100円のどちらの価値が高いかなど言うまでもないからです。また、私は里親をする上で「里子の子を援助してあげている」というのはなにか違うと思います。学校で勉強をし、不自由なく暮らせている私たちが教育さえ受けられない子どもたちに少し援助をすることは当然と言ってよいほどのことだからです。だから、私は里親をできる限り続けて行きたいです。(田村美帆さん)

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【左から、長畑さん、田口さん、田村さん、中村さん】

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大阪女学院の皆さんが取り組んで下さっているように、グループでの支援もできます!
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【お問合せ先】
大阪事務所 世界里親会
TEL:072-920-2225(担当:山田・吉本)

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