2013年04月11日

【ウガンダ】支援を続けて下さった里親さんがいたから...


当機構は世界里親会の働きに賛同してくださった日本の里親さんたちを通して、
貧困家庭の子どもたちの教育支援を進めています。
2013年、8月に支援を終了するウガンダのナマスンビ村の一人の里子の成長を
ご紹介させていただきます。以下は現地から届いた里子の文章を日本語に翻訳したものです。

uganda2002_david.jpg
【ウガンダ・ナマスンビ村の学校で勉強するディビッド(2002年)】


**************************************************************************************

 僕はディビッド(DAVID KASWABI)です。ナマスンビ村で世界里親会の働きが始まったのは2002年。僕が里子としてプログラムに加わったのは、小学校5年生の時でした。2004年に小学校7年生を終えて、2005年に中学校に進級することができました。父親がいなくて厳しい生活をしていた僕とお母さんに、世界里親会はしっかりと手をつないでいてくれました。里親会のプログラムから学費のサポートを受けることができたので、2009年にナマスンビ高校へも進級することができました。さらに高校を卒業してからはブゲナ大学で2年間、金属加工について学びました。この2年間は僕にとって特別で貴重な時間でした。ラジエーターの組み立てや自動車修理の技術を学び、手に職をつけることができたんですから。そしていま僕はナマスンビで自動車修理の仕事を3人の仲間と始めようとしています。
 僕に勉強するチャンスを与えてくれた世界里親会と支援を続けてくださった里親さんには、心から感謝しています。もし世界里親会の働きがなかったら・・・、僕は学校を卒業するどころか「今の僕」になることは夢のまた夢でした。
 身につけた技術を人のために、ナマスンビの発展のために精一杯捧げていきたいです。すばらしい働きをしてくれている世界里親会と里親さんに神様が祝福してくださるように、僕はいつも祈っています。
 別のどこかで、別の誰かが世界里親会の働きから恵みを受けることができますように。

david2013_namasumbi.jpg
【成長した現在のディビッド(2013年)】

**************************************************************************************

様々な境遇で、家庭が貧しいために学校へ通えない開発途上国の子どもたちが世界には大勢います。
そんな子どもたちがディビッドのように基礎教育を受け、手に職をつけ、地域社会に役立つ人財として
成長していけるように。これからも、皆さんのご支援よろしくお願いいたします。

uganda_david01.jpguganda_david02.jpg

≪ウガンダの里子に会いに行こう!里子訪問ツアー募集中!≫
日ごろ皆さんがご支援いただいているウガンダの里子を訪問するツアーを8月に予定しています。
支援を終了するウガンダのナマスンビ地区・キョガ地区・ミソンバ地区の
里子や家族を訪問すると同時に、各地区で開かれる「支援終了式典」にも出席いただき、
皆様方のご支援で結ばれた実をご覧いただきます。
詳細はコチラ↓↓↓
http://www.jifh.org/news/2013/03/cdp-tour2013-uganda.html

カテゴリー

月別表示


支援企業