2012年08月03日

第一回福島HOPEキャンプ終了!


7月25日から2泊3日、岩手県にあるシオン錦秋湖でキャンプが行われました。参加者は福島県在住の子どもたちと保護者併せて19名。福島県内では、子どもたちも外で遊ぶことを制限されいつも放射能と隣合わせの生活をしています。親子共にストレスを抱えている現状から少しでも解放されて貰おうと「福島HOPEプロジェクト」主催のキャンプに当機構からもスタッフが参加し、今後も支援をしていきます。

宮城や岩手とは違った「放射能汚染」という大きな被害を抱える福島。

少しずつ、子どもたちへの身体的影響も出始めています。子どもたちとその家族の健康を守る為、一時的に放射能の影響の少ない地域で子どもたちを保養しようと「福島HOPEプロジェクト」(福島県キリスト教子ども保養プロジェクト)はキャンプを定期的に実施することにしました。

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 【岩手県 シオン錦秋湖】

子どもたちは、このキャンプをとても楽しみにしてくれていたようで、到着してからすぐに走り回り元気いっぱい!久々に何も気にせずに大自然の中ではしゃいでいました。

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 【雨もあがったので、川遊びに出ぱーつ!】

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  【冷たーい!と言いながらも笑顔で川に入る子どもたち】

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 【イワナ探しに夢中の男の子】

 「他県であればこんな夏休みが普通なんですよね...。」と参加して下さった保護者の方が仰ったので、「普段はどのようにして子どもたちは遊んでいるのですか?」と伺うと「いつも友達の家でゲームするか、家の中で過ごすかですね。福島にいるともうそれに慣れてしまいましたけど、やっぱり異常ですよね。」と仰っていたのが心に残りました。

子どもにとって、いつも遊んでいた近所で友達と思う存分遊べないのは本当に辛いことだと思います。危険だとわかっていても残らざるを得ない方たち、特に影響を受けやすい子どもたちを守ること。それはこれからの日本を守ることに繋がります。           

 一時的であっても放射能の影響が少ない場所に行き、そこで過ごす事は心身両方への負担の軽減になります。その為、この保養キャンプは今後も定期的に行い、子どものケアーをしていきます。資金が続くまでこのプロジェクトは続けられます。当機構も協力していきますので皆さまのご支援を宜しくお願い致します。

http://www.fukushimahopeproject.com/  ←福島HOPEプロジェクトHP

CIMG2842.JPGのサムネール画像 

 (報告:東北事務局)

 

 

 

 

 

 

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