2012年05月08日

森祐理親善大使 被災地で51回目のコンサート実施


当機構の親善大使である福音歌手の森祐理さんが、51日~3日震災後51回目となる被災地でのコンサートを開催しました。

今回は2月にもコンサートを行った、南三陸町にある仮設住宅や保育園、登米市の仮設住宅、山元町の仮設住宅と最後に亘理聖書キリスト教会で行いました。いずれの会場でも大勢の方が来て下さり、祐理さんの再来を楽しみに待っていて下さる方もいました。

当機構東北事務局は、今回も復興支援活動として案内チラシ、ポスターの作成、コンサート会場でのボランティア派遣を応援させていただきました。

森祐理さんは9回目の被災地訪問となり、その度に被災された方々を励まされてきました

ご自身も17年前の阪神淡路大震災で大切な弟さんを亡くされた経験をお持ちの為、そのお話をされると必ずどこの会場からも「あ~。」という頷きとともに、涙を流される方がおられました。

 

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1年前の地震直後にも山元町の避難所を訪問され、被災者の方が寝られている体育館で歌われた祐理さん。

1年後に綺麗に建てられた、桜が咲く仮設住宅の集会所で歌えることに喜びを感じていると何度も仰っていました。

 

 

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皆で一緒に歌える「ドレミの歌」や、手話を交えての「春がきた」、「上を向いて歩こう」、「りんごの歌」、震災から1年が経過した今、初めて歌うことができると「思い出のアルバム」を歌われました。「思い出のアルバム」は、最後一部分の歌詞を阪神淡路大震災後に自身で作詞された「喜び悲しみ リボンで結んで 新しいページを開いていく」に変えて披露されました。

仮設住宅でのコンサートの際は、聞きに来て下さった方と握手をしながら、肩をそっと抱きながら歌う祐理さんですが、最後にあるご年配のおじいさんから「あんたの手はあったかかったよ!」と笑顔で言って頂き、会場全体が笑顔に包まれ、温かい雰囲気の中で終えることができました。

森親善大使は、6月にも再び被災地を訪れてコンサートを行われます。

 

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