2011年04月06日
心の救援物資を届けにきました(森 祐理)
4月5日(水)当機構・親善大使の森祐理さんとともに、宮城県石巻市の湊小学校を訪問、被災者が避難しておられる教室で「ミニコンサート」が行われた。
森さんは阪神・淡路で弟さんを亡くしたことから歌を通して「心の救援物資」(森さん)を届け続けている。地震、津波などの大災害に見舞われた国内外の被災地にボランティアで出かけて、心の励ましと希望を伝え続けている。
この日は、最初に石巻市内の被災状況を見られた後、門脇中学校と午後から湊小学校の2カ所を訪問し、体育館や教室で避難生活を続けておれる被災者を前にして「上を向いて歩こう」や「ふるさと」など誰でも口ずさめる曲や子どもたちが好きな軽快なディズニーソング、阪神・淡路大震災の震災ソング「幸せ運べるように」(宮城バージョン)4〜5曲を歌われた。
曲の合間には、地震の被災体験と弟を亡くした悲しみ、痛みについて語られ、厳しい避難所暮らしを続けておられる方々の思いを代弁しつつ、それでもなお希望をもって、お互いに支え合うこと、助け合うこと、信じることを優しく語り、被災者を励ました。
コンサートに参加した一人のご婦人は「地震が来ても、津波が来ても泣かなかった。でも、今日は思い切り泣きました」と感想を述べられた。また、経営していたリサイクル工場で10人の従業員を失い(5名が行方不明)、失意の中にあった男性は「歌をきいて希望をもらいました。上を向いて歩くことの本当の意味がわかりました。会社は続けていくことにします」と語られた。
「心の重荷を一人で抱えないで」森さんの避難所訪問は今日も行われ、学用品を無くした子どもたちにランドセルが贈られる。なお、この日の様子は、関西テレビの夕方の報道番組(アンカー)で放映される予定。
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