ハンガーゼロ アフリカ」とは

小堀親善大使

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2018年10月19日

小堀親善大使ウガンダキャンプ報告②

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 ウガンダにおける近年の変化をいくつか挙げると、一つは小学校の卒業率が5%から20%へと伸びたこと、またそこから高校への進学率が約半数に伸びたことです。先進国と比べると驚くような低い数字ですが、現地では大きな成果です。
 もう一つは、女性の立場が男性と同等になってきたことです。発言権や所有権など女性の権利が認められるようになりました。地道に続けられてきた支援により意識改革がもたらされ、生活は改善され、状況は確実に向上しています。

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2018年10月06日

小堀親善大使ウガンダキャンプ報告①

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ハンガーゼロ のウガンダサマーキャンプ(8/17〜27)では、自然に囲まれた異国での生活の営みを体験することが出来ました。出会いの連続、人懐っこい現地の子どもたちとの交流、屈託のない笑顔に励まされます。次の時代を担う彼らの夢を叶えるために向き合い、遠く離れていても彼らと同じ空の下で共生していることを忘れずにいたいものです。

東アフリカ赤道直下に位置するウガンダ共和国は日本の本州ほどの国土で、また、世界自然遺産の国立公園も有する緑の豊かさから「アフリカの真珠」とも呼ばれています。人口約4200万人のうち約20%が首都カンパラや都市部に集中し、あとは農村地帯に住んでいるという統計があります。ここにも、一部の裕福な人の陰で大部分の人が貧困で苦しんでいるという構図が明らかになっているように思えました。

FHウガンダの活動は1988年に始まり、現在は国内11のエリアで活動が行われています。健康・栄養改善、子ども・マタニティー支援、教育現場の充実、農業指導など、各地域のニーズに応えたプログラムが進められています。
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カサーレ小学校を訪問
2016年にハンガーゼロによる建設支援により完成。現在219名の男子と239名の女子、計458名が在籍していて、うち約半数がチャイルドスポンサーに登録している生徒です。しかし制服が買えないなど生徒間での格差があり、課題は絶えません。
また学校運営においては、政府からのサポートを受けるもそれはわずかで、設備投資や教師の給料のやりくりなど非常に厳しい運営を強いられています。
しかし、地域コミュニティによる独立した運営の実現と、やがては町に国に変化をもたらす学校へという前向きな姿勢に心打たれました。
教育現場の良い環境とは、子ども本人だけが勉強のモチベーションを高めるだけでなく、家族も周囲も教育への関心を持ち、共に幸せを実現させる道備えに努めることではないかと感じました。
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日本の文化体験会 書道・折り紙・ペーパークラフト・風鈴作りを子どもたちに楽しんでもらいました。何もかもが初めてにもかかわらず、手先の器用さもあり見事な出来映えです。同時にキャンプ参加者の賜物が用いられる機会となりました。その体験を通して日本への関心が高まり、心が結ばれたことと思います。
また小堀の3回のピアノコンサートもありました。ウガンダ国家(Oh Uganda, Land of Beauty)を弾くとみんな大きな声で歌ってくれます。続いて「ふるさと」など日本の歌曲も紹介しました。

次号に続く・・・・・・

小堀親善大使は、11月3日開催される「世界食料デー八尾河大会」(大阪府八尾市)で音楽ゲストとして出演され、演奏の合間のトークではウガンダキャンプでのキャンプ体験もお話される予定です。お近くの方はぜひご来会ください。
案内はこちらWFD八尾河南大会.pdf

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