4月8日~9日、6か月ぶりに常総市に行かせていただきました。昨年、がんばっぺ常総の復興支援イベント(2016年10月9日開催)に行かせて頂いた時に被災された方から「今年はお米が出来ないと思ってたのに出来て良かった」とお聞きし、とても嬉しかったことを覚えています。
今回も「常総水害復興支援コンサート」のために当機構の親善大使として活動してくださっている森祐里さん(福音歌手)とソン・ソルナムさん(フルート奏者)と一緒に行かせて頂きました。私も常総に向かうため飛行機に乗る前に自分に与えられている賜物を活かして喜んで精一杯奉仕しようと心に決めて出発しました。
二日間行われたコンサートは自治会の皆様の力で企画し実現された特別なコンサートでした。ソン・ソルナムさん、森祐里さんの演奏や歌がとても素晴らしく、運営のために協力してくださった皆さんが喜びに満ち溢れて奉仕してくださったので、感謝と喜び、励ましに満ちた二日間でした。
「水が2メートルも入って来たよ」
「この生涯学習センターも今年やっと使えるようになりました」
「わたしはその時何日も2階から降りることが出来なかった」
「わたしは水害にはあってないけど、自分に出来ることがあったら何でもしようとその時決心しました」
などなどの水害発生当時の話を聞きながら、
「災害は確かに辛いけれど、この方々は強い風にも揺るがない木のようになっておられるな」と思わされました。
地域の人々の姿を見て自分も深く根を張り、多くの枝を茂らす木のように助けの手を差し伸べる人になりたいと思いました。
二日間のコンサートが終わった頃は雨も止み、桜がとてもきれいに咲いていました。全世界の飢餓、貧困、災害によって苦しみの中にいる人たちの心にも温かい春が来る事を待ち望みます。(大阪事務所:閔)