「愛を貰ったり愛をあげたりを繰り返して
いつ頃 僕らは大人になるのかなぁ」
先日、当機構が支援しているフィリピンの
プレイズエメラルド国際学校を訪問し、
学生の家を数軒訪問させていただきました。
その中の一人、Mary Joyの家は4畳半ほどの大きさ。
部屋の半分は大きな2段ベッドが占めており、
この部屋に家族6人が寝ているとのことでした。
両親は共働きで家族を支えています。
お父さんはエンジニアで、お母さんは洗濯屋で働き、
朝から晩までひたすら衣類を洗っているとのことでした。
実は、私は大学時代(2008年)に、この学校で9ヶ月ほど過ごし、
ボランティア教師としてフィリピンの子どもたちに日本語を教えていました。
(関連ブログ:http://www.jifh.org/blog/2010/12/-were-born-to-be.html)
当時、彼女は小学校4年生でした。
それから6年後の再会だったわけで、
Mary Joyの成長ぶりにただただ驚きました。
さらに彼女が支援に対する感謝の手紙を書いてくれたのですが、
その内容にただただ感動しました。
"Thank you for helping & supporting me in my studies...
God has given us blessings in order to share it to the people who are in need.
When I finish my studies and good enough to have a work, I'll help my family
and others for they guide me when I was young..."
「私の勉強のためにサポートしてくださり、ありがとうございます。
神様は私たちに多くの祝福を与えて下さいましたが、
それは必要としている人々にその祝福を分かち合うためです。
私が勉強を終えて、仕事に就いたら、幼い頃から私を導き、
助けてくれた家族や他の人々を助けたいです。」
家族の愛と日本の皆さんの愛に育まれながら、子どもたちが成長しています。
愛は人から人へつながっていくのです。
「愛を貰ったり愛をあげたりを繰り返して」
私たちも彼らと共に成長していきましょう。
『愛は決して絶えることがありません。』
(聖書 Ⅰコリント13:8)