ハンガーゼロ アフリカ」とは

【大阪事務所】

2011年08月06日

New サイト open, new days start

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JIFHのWEBサイトが新しくなりました。ついでに私も25歳になりました。
せっかくめでたい日なので、何か非日常的なことをせねばと思い、
思い切って、コンビニでたっぷりプリンを買って勢いよく食らってすこぶる下痢気味の吉田です。


  「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり。
   ひとたび生を得て、滅せぬ者の 有るべきか。」

ご存知、織田信長さんが好んで詠っていた「敦盛」ですが、意味は。

  「人間五十年 世界を見渡してみても夢か幻のようだ。
   一度生まれてきた者で 死なない者がいるだろうか」

確かに人はこの世に生まれて死んでいきます。
しかしその期間は時代によって大きく異なるようです。
1947年の日本人男性平均寿命は50.06歳。(女性53.96歳)
2011年の日本人男性平均寿命は79.64歳。(女性86.39歳)

私はまだまだこの先も生きていく気満々ですが。
しかし生きる時代によってこんなに大きな差があるなんて驚きであります。
あくまで平均ですが、それでも、
あと25年生きられる時代ではなく、まだ50年以上も生きられる時代に生きているわけで。
改めてこの時代に生かされていることに、つくづく感謝であります。

だけどもだけど。
ソマリア南部ではこの3カ月間で5歳以下の子ども2万9千人以上が餓死したとの試算を米政府が発表しました。


同じ時代に、生きているのに。

同じ地球に、生きているのに。


それでもある人たちは、
世界の人口が増えすぎだし...。
アフリカはどうしようもない...。
自分とは関係ないこと...。
などいろいろ考えるかもしれません。


  『神は人を正しい者に造られたが、
   人は多くの理屈を捜し求めたのだ。』

           (聖書 伝道者の書7:29)


リアルに想像してほしいわけです。
生きるために、自分の住み慣れた場所を離れ、隣国の難民キャンプを目指し家族そろって10日間歩き続けることを。
途中で食料が尽きてしまい、3日間何も食べずにそれでもひたすら歩き続けねばならないことを。
難民キャンプにようやくたどり着いた時、目の前で自分の子どもが息絶えてしまうことを。

もしも自分がその状況に置かれたなら、今の時代の在り方が「正しい」とは絶対思わないはず。


最近読んだ小説で心に残った言葉。

 「親切、とか、優しい、ということではない。おそらく。
  つまるところ、イメージングなのだ。相手の立場になって付き合えるかどうか。
  そうすれば自然と涙は出る。・・・その共感性の高さがつながりを密にする。」


日本とかアフリカとか。国や地域に関係なく。
同じ地球家族として、つながりを密にしていけたらと心底願うわけです。

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