「復興」って何?って考える。
でもそれを考えようとすることがもう。
「復興」なのかもしれない。なんて決して思ったりしない吉田です。
(携帯電話の国語辞典より)
ふっこう【復興】
一旦衰えたり壊れたりした活動(の場)を、もとのように盛んにすること。
今日もまた。
被災地では。
ボランティアの方々が、
床を剥がして、泥を出し、石灰をまいて。
一生懸命清掃作業をしています。
今日もまた。
被災地では。
地元の方々が、
朝起きて、昼活動し、夜眠って。
一生懸命生活されています。
ボランティアをする側もボランティアを受ける側も本当に一生懸命で。
私が東松島で最初に泥だしを経験した高橋さん宅。
先日、昼食時にそうめんをごちそうになりまして。はちゃめちゃうまかったわけです。
またボランティアの方々にいつもペットボトルジュースを提供してくださる佐藤さん宅。
冷蔵庫がないので、わざわざお店で買ってきた大量の氷を使って、クーラーボックスで冷やしてくださり。
休憩時になると、ボランティアの方に冷たいジュースを振るまってくださいます。
さらにお菓子の差し入れをしてくださる方。
支援物資の野菜を使って、ボランティアチームのために調理してくださる方。
そんな素敵な方たちが共通して言われる言葉。
「いつも受けてばかりで申し訳なくて、これくらいしかできないけど...」
もはや、ボランティアをする側とかボランティアを受ける側とか関係ありません。
むしろ、ボランティアをしに来た側が地元の方からの優しさやご厚意を受けてばかりで申し訳なくて。
今日もまた。
被災地では。
思いやりの心や感謝の気持ちが至るところであふれにあふれています。
「復興」以上の復興がここにはあるのかもしれません。なんて思ったりしまくる吉田です。
『このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、
また、主イエスご自身が、「受けるよりも与えるほうが幸いである。」と
言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、
あなたがたに示して来たのです。』
(聖書 使徒20:35)