2016年11月21日
子どもたちにクリスマスのお祝いを!(クリスマス募金受付中)
もうすぐクリスマス。町では華やかなお祝いムードが日ごとに増しています。しかし世界人口73億人のうち1億6,700万人の子どもたちが、今なお極度の貧困の中で暮らしています(ユニセフ調べ)。このような人々も、温かく安らぎのあるクリスマスを過ごし、2017年を希望を持って迎えて欲しいと私たちは願います。
JIFHのチャイルドサポーター制度では、世界7か国10地域の現地パートナーを通して2,000人以上の子どもたちに教育支援を行っています。『2,000人の教育』の背後にはその保護者や兄弟姉妹、その家庭が属する地域の人々の存在がありますから、1人の子どもへの支援が数万人にも及ぶ大きな影響を与えていることになります。
このように点から面へと広がる支援活動が、実を結ぶことができるよう、日々現地パートナーも働いています。 以下、支援地域のクリスマス・活動の様子の一部をご紹介いたします。
■カンボジア:
仏教徒が多いカンボジアでは、「子ども会」の中でクリスマスをお祝いする予定です。支援を受ける子どもたちの保護者がデザートやオーツ麦のお粥を作って、食事やゲームで楽しい時間を過ごします。新しい年、保護者を含む地域の大人がどのように子どもたちに関わり、生活環境を改善していくかも話し合われます。各家庭と地域の自立のため、子どもたちが教育を受け体も心も健康に過ごせるように、来年も具体的に行動していきます。
■フィリピン:
フィリピンでは、毎年クリスマス会を開いています。支援を受ける子どもは、保護者や兄弟姉妹を連れてクリスマス会に参加します。一緒に食事をしゲームや歌の発表会など楽しい時間を過ごします。各家庭にスパゲッティセットをプレゼントし、家庭に持ち帰って、家で作って家族でもクリスマスをお祝いできるようにしています。 また地域の子どもたちに鉛筆やノートなどの文房具をプレゼントしています。新学期まで大切に取っておくようです。
各地域の活動は、それぞれ開始から2~5年が経過しました。現地パートナーは、その地域の宗教・文化(歴史的背景)などを尊重しながら「一人ひとりは愛されている存在である」という価値観をもとに活動をしています。人々は励ましを受けながら、築かれつつある信頼関係を礎に、「自分も他者も大切にして共に生き、生活環境の改善に取り組もう。子どもたちに教育を受けさせよう。」と熱心に歩みを進めています。
お寄せいただいた支援金は、子どもたちを取り巻く環境改善の活動のためにも用いさせていただきます。サポーターとの出会いを待っている545人への「子ども支援」にもご協力お願いします。皆さまの愛の分かち合いに、心から感謝致します。
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