2016年10月28日

【ウガンダ】2016サマーキャンプの報告(参加者の体験談)


 8月15日〜24日の10日間、自分自身の宝物を見つけ、現地の人の宝物を教えてもらうのを目標に20代から60代の方々9名とJIFHスタッフ2名が、アフリカのウガンダ共和国を訪問しました。

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 1日目はウガンダに到着後、首都カンパラにある飢餓対策機構ウガンダ(FHU)の事務所を訪問し、現地スタッフと交流。2日目にはフィールドのナムトゥンバへ。カンパラから約4時間、夕方FHUナムトゥンバの事務所に到着しました。
 ここカイティは、外国人が立ち寄ることはほとんどない小さな村です。どのNGOも入っていないので、FHUはここを活動地として選んだと話してくれました。どこに行っても、『ムズング!』(Muzunguスワヒリ語で「白い人」の意味、外国人という意味もあるらしい)と声をかけられました。子どもたちは写真を撮って、と駆け寄ってきます。大人は私たちをダンスや歓迎のスピーチで迎えてくださいました。

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 滞在中は、フィールドで行われている活動の視察と地元の方々との交流が中心。日本のサポーターが支援して下さっている里子たちの5家庭を訪問させていただきました。どの家庭でも支援への感謝と訪問してくれたお礼にと、鶏、落花生、米、カボチャ、手作りの鍋敷きなどをお土産にと差し出されました。ここで子どもを学校に通わせることは、経済面でも労働力という面でも大きな犠牲を意味します。そんな子どもたちをサポーターが支援してくれるお蔭で、学校で勉強ができて医療サポートも受けられ、子どもだけでなくコミュニティ全体が利益を受けている。そのことに感謝の気持ちを表してくださったのでしょう。私たちはそんなウガンダの方々の気持ちを感じて、繋がることの大切さを教えられました。日本とウガンダは、約11,500キロも離れていますが、サポーターと里子そして地域の人たちが、強い絆で繋がっているのです。(JIFH報告:伊東綾)


【参加者の体験談】

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『満ち足りるを知る』(鶴若仰太さん)

 10日間という短い期間の中で現地の多くの方々と出会い、子どもたちと触れ合い、どこに行っても温かく我々を迎え入れてくれたことに感激した。短くも濃かったこのキャンプの目的である"宝探し"をする中で学んだことが、「満ち足りるを知る」ということである。

 FHウガンダが関わっているコミュニティを訪問し、そこで行われている貯蓄プロジェクトについて話を伺った。このコミュニティではそれぞれの家庭が経済的に困難な中で医療や子どもたちの学校や、農作などの問題に向き合っていた中、昨年の12月に始まった貯蓄プロジェクトによって、コミュニティ全体で対処できるよう改善がなされ始めている。

 我々日本人の目から相対的に見れば、物質的な豊かさは乏しい。しかし帰ろうとする我々に自分たちで育てた野菜を喜びをもって差し出してくださった村の人たちは、自分たちの持っているものを自覚しまた誇りを持っているように感じた。聖書に、貪欲はいつか自分を滅ぼすと記されている。日本に住む私は、よく考えれば必要でないものにもその欲望ゆえにお金をかけようとする。我々は神から与えられた我々に必要なものに目を留めなければいけない。


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『当たり前ができていない』(大野満愛さん)

 第一にウガンダの子どもたちの輝いた目がすごく印象的で、日本からしたら不便なところだけどみんな前向きに生きていて、すごく感動したし励まされました。「宝物はなに?」って聞くと「勉強」と言う子が多くて、勉強できることに感謝する姿にも感動しました。里子の家では私たちに「サポートをありがとう」ってすごく感謝されました。だけど私たち工業先進国の人がサポートするのが当たり前だと思いました。贅沢な生活ができる所に生まれたのだから、困っている地域や国を助けるのは当たり前なのに、なんでできないんだろうと思いました。私も家族でサポーターをしていましたが、ウガンダに来て子どもたちをすごく身近に感じ、もっとサポートが必要だと改めて感じました。私が目で見て感じたことをもっと周りの人に伝えていく事で、少しでもサポートへのつながりになればいいと思います。


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『アフリカの友にエール』(鈴木とし江さん)

 「むかしおとめ」の憧憬の大地、赤いアフリカはトイレットペーパー持参の手動式水洗トイレの旅でもありました。ウガンダは千m級の高地の国であり、火山も地震もない最も古い安定した地殻の上にあるためか、連なる山々は穏やかな姿を見せてくれています。住む人の気質も自然と同じまろやかです。幼子のスカートの下はむき出しのお尻、校庭を走り回る裸足の黒い足は、土ぼこりで灰色ゾーン。 

 アフリカ大陸はかつては強国の植民地、現在は部族間の利権争い等、多くの問題を抱えながらも、「アフリカの友よ。不屈の魂をもて」と日本の地よりおばさんはエールを送ります。


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JIFH支援者の募金により教室が完成したカサーレ小学校も訪問、生徒や保護者、学校、地域の人々がとても喜んでくださいました
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