2013年04月02日

【ニジェール】依存ではなく自立へ


 2012年7月、当機構はニジェールでの食糧支援の現地パートナー、エスプリ神学校との協力でセミナーを開催。ニアメとマラディで行われたセミナーにはニジェール各地からコミュニティリーダー65人が集まって、聖書に基づいた地域変革について学び、話し合いました。
 その中で当機構の海外プロジェクトアドバイザーのランディ・ホーグ氏は受講者同士のディスカッションを織り交ぜながら、"地域が飢餓、貧困という困難に立ち向かうには、リーダー、家族、教会が核となる共同体を形成することが必要"と説きました。参加者は学んだことを自分のコミュニティに持ち帰り、それぞれの地域の変革のために活動を始めています。
 エスプリ神学校の代表で現地教会のリーダー、ジャック・カンニデ師からその活動報告がきました。

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【 ニアメ 】
地域の住民が参加して、ニジェール川周辺に自生する水草から肥料を作り、ニアメ近郊の農家に提供しました。

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【マイロ地区】
ニアメでのセミナーに参加したヤコブ牧師を中心として以下の活動が進められています。
・ソーラーパネル二枚を活用した小規模な発電を開始

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・地域住民のための識字教育センター建設に使われるレンガを3,000個生産
・牧草から作られた肥料を使い、畑でレタスとトマトを育てています。

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【アオレ村】
セミナーに参加したブバカ牧師を中心として以下の活動が進められています。
・医薬品の倉庫設置、薬剤師でもある牧師夫人が地域全体から相談にくる人々の必要に応えています
・村で開かれる税金の相談のために椅子を50脚貸し出しています


【ティビリ・ドゥーチ地区】
リマン牧師夫人が地域の人々に薪を販売しています

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 西アフリカではニジェールの隣国マリでの混乱がつづいており、ニジェールにも多数の難民が流入するなど大きな影響を受けています。しかし社会の混乱と長引く食糧不足にもかかわらず、リーダーを中心に人々は着実に自立に向けた歩みを始めています。日本国際飢餓対策機構はこのような現地リーダーの働きを続けて応援していきます。引き続きハンガーゼロアフリカの働きにご支援、ご協力をお願いいたします。

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