2012年01月19日

ボリビア・チャヤの奇跡から広がる地域変革


1999年から始まったボリビア・チャヤ地域での世界里親会(チャイルドサポーター)の働きは、国際飢餓対策機構ボリビアと地域の方々との協働で子ども達の教育支援、地域の開発に力を注いできました。

2011年11月21日、そのチャヤ地域でのクロージングセレモニーが行われ、12年の長きにわたる活動を終えて、いよいよ地元の人々にゆだねる時が来ました。

クロージングセレモニー

クロージングセレモニーには、チャヤ地域の政府最高責任者・副部長、郡政府議員、もと里子など、この地域にゆかりのある方々のスピーチが行われました。皆、異口同音に日本の里親の皆さまやJIFHを通してなされた多くの支援に対する感謝の言葉が語られました。

「12年前、ここチャヤにはほとんど何もありませんでした。高校も、学校寮も、整備された道もなかったのです。
 でもFHボリビアがチャヤに入って来てくれて、地域政府や地域の人々と共に働いて下さったおかげで、
 チャヤはこんなに発展しました。ラクヨスクールの化学教室、コンピュータ教室、ヤルビコヤ小学校の
 シャワーとトイレ建設、また様々なトレーニングやオリエンテーションを実施してくださったことを感謝しています。」

「あなた方は私たちボリビア・タパカリ郡の者たちにとって最高の友人です」

「私はこのラクヨスクールの卒業生でJIFH世界里親会の元里子でした。私が小学生のときは
 まだまだ女の子が勉強を続けるのが困難な時代でした。私は家事や家畜の世話をしながら、
 "学校へ戻りたい。勉強したい。なぜ男の子は勉強できて女の子はできないの"
 と思いながら毎日泣いていました。そんな時FHのスタッフが家庭訪問のたびに
 "シリラ、なぜ勉強しないの、なぜ学校に来ないの。勉強を続けなくちゃだめよ!"
 と私を励まし、毎回私の父親に"シリアを学校へ行かせてください"と説得してくれました。
 とても嬉しかったです。」

クロージングセレモニー2

最後にJIFHの岩橋理事長が、チャヤの方々と力をあわせて子どもたちの教育や地域の開発に従事させて
いただけたことへの感謝と共に、次のように述べました。

「このクロージングセレモニーは同時にオープニングセレモニーでもあります。
 チャヤの地域の人々へこの働きを完全にお渡しできることは決して終わりではなく始まりです。
 そしてこの始まりによってチャヤの奇跡がボリビア全土に広がりますことをお祈りしています。」

子どもたちに勉強の機会と将来の希望をもたらしたのは、地域の変革を願うチャヤの人々やFHIボリビア、
JIFHを通して里親となってご支援下さった皆さまのご協力があったからです。
12年の長きにわたるご支援に心より感謝いたします。

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