2011年04月22日

寄り添う心(ボランティアとして)


(報告:山本 愛)
 JIFH愛知事務所を通して、4月7日から15日まで宮城県でボランティアに参加させていただきました。到着日に大きな余震があり、復興に向けて懸命に生きる地元の人々の心が折れてしまわないように祈りつつ、眠れぬ夜を過ごしました。

 私たちは南三陸や松島を通り気仙沼へ行き、海岸近くで全壊した教会の瓦礫撤去を行いました。土台と会堂床の他は何もありません。そこに手作りの十字架が建てられました。
 石巻・牡鹿半島で二日間炊出しを行い、温かい汁物と焼鳥丼、手作りクッキーと飲み物のサービスを喜んでいただきました。待ち時間には世間話をし、私達の車を見ては遠方から来てくれてありがとう、と声をかけられました。「また来てね。」と温かい言葉もいただきました。
 この短期間にさまざまな出会いがありました。仙台市内の倉庫では、Mixiの呼びかけで集まった地元の人々と一緒に物資の整理を手伝いました。石巻では女性たちが涙ながらに被災体験を語ってくれました。避難所では夫を亡くされた女性と、言葉はほとんど必要なくただ手を握り、肩を抱いて泣きました。
 被害が比較的小さかった地域では、自分たちも被災者なのにそう言ってはいけない、と感情を抑えて辛かった体験を聞きました。割烹料理店で肩を並べて瓦礫撤去作業をした店主の家族に「将来子どもには同じ体験をさせないでね」と語られました。
 多くを失い、心傷ついた人々が東日本にどれほどおられるでしょうか。私たちにできることは小さくても、心に寄り添い、継続した支援と祈りと愛によって、復興を助けることができる、と私は信じます。
「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。」(聖書/レビ記19:18)
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