ハンガーゼロ アフリカ」とは

NewsLetter巻頭言

2017年11月01日

世界の飢餓の終焉を目指して

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 日本国際飢餓対策機構は1981年から活動を始め、 2010年からは一般財団法人日本国際飢餓対策機構とし て、足かけ37年にわたって、アジア・アフリカ・中南米の飢 餓・貧困をなくすために、また大災害が起きた地域の応援 を皆さんの支援をいただきながらしてきました。国内では 阪神淡路大震災を皮切りに、東日本大震災、熊本地震、九 州北部豪雨などの災害復興に関わらせていただいていま す。これもひとえに支援をしてくださる皆様の祈りと応援 があるからだと心から感謝を申し上げます。

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【写真:南スーダンで勉強に励む子ども】

 JIFHも一員である国際飢餓対策機構(FH)全体としては、世界で28万人あまりの子どもの教育支援に関わり、 2,500のコミュニティと関係を持って働いています。応援 をくださる方の思いが無駄になることなく、本当に活かさ れていくように、現場のスタッフが困難を乗り越えながら励まし続けた結果、支援終了を迎えたコミュニティは23 あります。

 一方で先月号でもお伝えしたように、国連が発表し たニュースによると飢餓に直面している人は世界で8億 1,500万人います。人口分の飢餓人口の割合はアジアは 11.7%、アフリカは20%(東アフリカは33.9%)、中南米 諸国は6.6%です。この数年間、テロや紛争が激しくなり、 内容も複雑化し解決の糸口を見つけるのも困難であると 報告しています。しかし、飢餓、貧困の中にあっても、それ でも懸命に生きようとしている人々に、私たちは手を差し 伸べ続けていきたいと願います。

 以前、アフリカのモザンビークの貧しい村で出会った牧 師が、私に自分たちの直面している飢餓や貧しさを訴える のではなく、日本のために祈るから祈りのリストをくださ いと話してくださったときに本当に胸に熱いものがこみ上 げてきました。私たちは共に生きていく仲間であることを 実感しました。お互いが必要とされている地球の家族で あることを忘れないでください。

 ハンガーゼロ実現に向けて、これからも皆様の祈りとご 支援をよろしくお願い致します。

日本国際飢餓対策機構 理事長 清家弘久
(11月号巻頭言No.328)

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