ハンガーゼロ アフリカ」とは

伊東 綾

2013年03月08日

忘れないでほしいのです

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2月28日から3月2日韓国から大勢のお客様が仙台に来られました。
2011年9月に来仙し、クラシックと韓国伝統楽器の素晴らしい演奏を披露してくださった『Beautiful Mind Charity(ビューティフル・マインド・チャリティー)』の皆さんと『Academy(アカデミー)』の学生と保護者の方たちです。

来日した学生19名は、それぞれが何らかのハンディを持っています。彼らは先生方の指導を受けて、バイオリン、チェロ、フルート、ピアノ、カヤグム(日本の琴のようなもの)を演奏します。
2011年は、仮設住宅を中心にコンサートを行いましたが、今回は学生たちが来日してくれましたので、2か所の施設に訪問をし演奏会を開きました。訪問した施設の方々は、今まで目にしたことも、聞いたこともない楽器や韓服に、椅子から身を乗り出して耳を傾けてくださる姿を見て、こちらも自然に笑みがこぼれます。

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そして、夜は大ホールでのコンサート。
開場18:00前から集まってくださった皆さまは、

「チラシを見てから、この日を楽しみに待っていました。」
「素晴らしいコンサートに違いないはずですが、本当に無料でいいのですか。」

など皆さんが期待してくれている言葉にこちらも心引き締まる思いでした。

コンサートの幕開けは総勢18名の学生たちの演奏から始まりました。
2曲、3曲と次々と奏でられる彼らの演奏に、会場のみなさんが引き込まれていくのが分かります。

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第2部は、大人の演奏者の方々の出番。学生たちとは違った雰囲気で、楽しんでおられました。

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大きな拍手の中、2時間のコンサートは終了。

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お帰りの際には、韓国の方々と中京薬品様、キングダム・ビジネス様が用意してくださったお土産を手に、皆さん家路へと向かわれました。

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あの日が再び近づきます。
2年を経て「やっとここまで」「まだこれだけ」と様々な思いが交錯します。

仙台市においては、仮設住宅の入居期限が4年に延長されました(残り2年は居住可能)。
つまり、次の入居先が確保できていないということ。

先日、借り上げ住宅(みなし仮設)の方々でグループを作って活動をしておられるHさんとお話しする中で「今は物をもらう時期でないことは分かっているし、物が欲しいとは思わない。でもこうして(物を持って)訪問してくれることで、『私たちは忘れられていない』ということを実感できるんです。」とお話ししてくださいました。

3月11日を前にして、どうか
東北のことを思い出してください。
前に踏み出そうとしている私たちがいることを忘れないでください。
大きな悲しみと苦しみから抜け出したくても抜け出せない人がいることを忘れないでください。
痛みを経験した東北の地が、希望の地となるように、共に歩んでください。

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喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。
【聖書 ローマ13:15】

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