ハンガーゼロ アフリカ」とは

【愛知事務所】

2011年03月03日

貧しさの裏側にある希望

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フィリピンに到着してから約10日が過ぎました。
ガンガンに日焼けをし、
油っぽいものを食べまくり、
顔は超適当に朝晩水洗いをして、
着々と有言実行しております。

今私は福岡の学生さんたちのワークキャンププログラムに引率者として参加させて頂いていて、
パリパランという村の中で暮らしています。

毎日村の貧しさを目の当たりにしてショックを受け、
村の人の明るさと優しさに触れて感動をして、
もうショックと感動が大波のように次々と押し寄せてきて
悲しくて涙が出るのか、嬉しくて涙が出るのか、
全然訳が分からない状態です。


5日前、フィリピンの飢餓対策のスタッフと一緒に村の家庭訪問をさせてもらいました。
家とはとても呼べないほどのボロボロの小さな小さな家に家族8人で住んでいるお宅を訪問しました。
台所には古い鍋が2つあるだけでした。
お父さんは仕事がないので、平日の5日間はマニラまで行って日雇いの仕事を探しに行っているという事でした。
この先この子どもたちが成長したら、確実にこの小さな家に8人で生活して行く事は無理だろうな...
と彼らの将来を想像したら悲しくなりました。

でも唯一ホッとした事は、家族みんなが幸せそう(に見えた)という事でした。
いや、実際の生活はきっと想像以上に厳しいものだと思いますが、
あの屈託のないお母さんと子どもたちの笑顔に少なくとも不幸や悲壮感はありませんでした。


家庭訪問の帰り道に会った1人の男の子が、こんな事を話してくれました。

「僕は去年高校を卒業したんだけどど、この村で仕事を見つけるのは難しくて働き口が全然ないんだ。
でもね、僕には夢があるんだ。だから毎日こうやって神様にお祈りするんだよ。
『いつか大学で医学を学んでお医者さんになれますように。
そして、この貧しい村で病気になって苦しんでいる人を治す事ができます様に』ってね。」

私は村の人たちとの交流を通して、この村にある希望を見ました。
物質的には確かに貧しくて苦しい生活をしているかもしれませんが、
彼らの心の中には神様を心から信じる信仰と希望と喜びがありました。


"They are poor, but they are happy because they believe in God."


現地スタッフの言ったこの言葉が、
その日はいつまでも私の心に響いていました。

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