ハンガーゼロ アフリカ」とは

【東京事務所】

2010年12月18日

レポート⑥ キセキの図

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Q.もしあなたが加害者でだれか他の人の家族全員の命を奪ったならば、残りの人生を一体どのように生きたら良いのでしょうか?


REACHの働きがすばらしいなぁと思わされたのは、被害者だけでなく、加害者にももう一度悔い改め、人として生きるチャンスをもたらしたことだと思います。:





奇跡の図: 

私たちが「償いの家造りプロジェクト」の現場を訪ねさせて頂いた時、まさ に奇跡の図、ありえない状況を目撃しました。元直接加害者タデオさんとその犠牲者サルベリアナさんが親しく座り、会話をしていたからです。こんなことがあ りえるのでしょうか。ジェノサイドから16年を経て、両者は想像を絶する憎しみ、痛みも越えて、イエス・キリストの圧倒的な愛、赦しのメッセージの中で、 彼ら自身も赦し、和解、共生の実を実らせていたからです。 


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このサルベリアナさん(中央)の右隣りに座っているのがタデオさんです。ジェノサイドの時、チームでこの村襲い、少なくとも2人を殺害し、破壊と、暴力をもたらしたからです。その時サルべニアナさんも襲われ、奇跡に的に一命を取りとめました。




タデオさんの証言、「あの時、私は人間ではありませんでした。しかし今人になることができました。」現在、タデオさんは、赦し、和解をしっかりと受け取り、少しでも被害者の方の必要を満たそうと、奉仕の心で溢れています。







虐殺被害者サルベリアナさんの紹介:


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彼女の顔をみるやいなや私たちは、言葉を失ってしまいました。ジェノサイドがどれほど無惨だったかをありありと映し出しています。



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サルベリアナさんの右手は虐殺時に負傷し、基本的に親指以外は神経が通わず動かなくなっていました。彼女は独身で現在5人ほどの孤児の面倒を見ています。




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元加害者のタデオさんとその仲間たちが「償いの家造りプロジェクト」によって建てた家の前で



2009年の9月頃、Reachの佐々木さんは、刑を終えたタデオさんと元受刑者達から手紙を頂きました。「同じ村で粗末な小屋に住んでいる虐殺生存被害者の女性のために、仲間と一緒に無償で家造りに取り組みたい」と書いてありました。



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Following photos taken by [佐々木さんを支援する会]ホームページ (http://rwanda-wakai.net/)

同じ手に以前はナタをもっていた元加害者たち、今はコテをもって心から人に仕えている。彼らは現在キリストにあって、生きる喜びさえ感じるようになっています。Isn't it something? それがすでに奇跡です。






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受刑中に「償いの家造りのプロジェクト」に参加する人々。ちょっと休憩。



それから、タデオさんたちは、15名で、虐殺生存者で大変そまつな家に住んでいる方のために週3日は畑ではたらき、週3日は家造りをし、ついに完成させました。タデオさんらは、まだ最低3軒の家を造らせてほしいと願っている。そして、その様なボランティアによる家造りが他の2つの集落でも起ころうとしています。




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あの時サタンだったという時から、今は自発的に他者を愛するように、より弱い人たちに仕えるようにと変えられたタデオさんたち。これほどキリストの愛によって変化している人々を見たとき、心に熱いものを感じずにはおれませんでした。  





つづく


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