2022年07月09日
ウクライナ西部リヴィウの病室を訪ねて・・
【ウクライナ難民支援報告21/王ボランティア】
現在リヴィウにある病院で治療を受けている婦人をお見舞いしました。彼女によると「10日前、東部にある家の庭で娘と電話で話している時、ミサイルが飛んできて、その時に左足の膝から下を失いました」突然の悲劇の状況は電話の向こうで娘さんがずっと聞いていたそうです。婦人は近所の人たちによって助けだされました。
私(王)が通っている教会から治療中の彼女を訪問してほしいという依頼があり、すぐに聖書を携えて病室を訪ねてみました。その方はさぞ辛い状況の中で悲しんでおられると想像していたのですが、病室で出会った婦人は比較的落ち着いておられ表情にも明るさもありました。ベットの枕元には聖書が置かれていました。
彼女は「ミサイルで怪我した時にずっと神様に祈り続けていました。また、私たちを支えてくれているボランティアのために祈っています」と語られました。
婦人の怪我は、左足にとどまらず、激しい爆発の衝撃で右足の筋肉もところどこに欠損があり、ミサイルの破片も取り除く必要があるため、治療は8月位まで続けれられる見込みだそうです。
彼女の心配は、視力障害のある母が自宅のある東部に止まっていること。だから「怪我が回復したら、自宅に戻っていつものように姉と一緒にお母さんの世話をしたいのです」と語られました。
今回、ハンガーゼロとしてこの病院にいる人々のために食料を届けることにしました。
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