2021年02月19日
福島沖地震被災地へ「パンの缶詰」を輸送(追記あり)
ハンガーゼロは18日に、福島県沖地震(今月13日夜)の被災者支援として相馬市にパンの缶詰1233缶(1818食分)を送付しました。この緊急支援は、ハンガーゼロ協力企業のパン・アキモト(栃木県那須塩原市)ともに行いました。
パンの缶詰は、「相馬キリスト福音教会」に送付後、同教会が被災者支援として震度6強を観測した、福島県相馬郡新地町や隣接する宮城県山元町などにかけつけた救援グループとともに配られる予定です。
ハンガーゼロは、地震直後に同教会から「パンの缶詰を送ってほしい」との要請を受けて、パン・アキモトと協議、同社が提供するパンの缶詰の輸送費をハンガーゼロが拠出することにしました。現地には、秋元信彦専務が車で届けました。
本日19日の東京新聞朝刊の記事で「困った時にはお互いさま。応援する気持ちも届けたい」と現地にパンの缶詰を届けた、秋元信彦専務のコメントが掲載されています。
また、被災地では地割れで断水している地区もあるため、「募金型自販機」の救缶鳥プロジェクトを通じて東日本大震災被災者にミネラル水を提供している協力団体「FUKUSHIMAいのちの水」に連絡し、今回の被災地にも水の緊急支援をしてもらえるようにパン・アキモトとも調整を行いました。写真(下)は、2月22日に宮城県亘理郡山元町の被災者のもとに届けられたときの様子です。相馬キリスト教会(カン牧師)では今後の活動として、協力団体とともに福島県相馬郡新地町で、パンの缶詰とこの水(ペットボトル)を被災者家族に配布する計画を進めています。
2011年の東日本大震災からまもなく10年をむかえようとする中で過去最大規模とも思える余震に見舞われた被災地。あらためて巨大地震後の影響の深刻さを知ることとなりました。そうした中で、国内外の災害被災者や食料不足の方々への支援としてハンガーゼロがパン・アキモトとキリンビバレッジと進めてきたプロジェクトを今回も活用することができました。
災害備蓄用として、パン缶と水が約100人分がセットとなる「ハンガーゼロ自販機」(その他のタイプも含む)は、現在全国で200台余りが稼働中です。設置費用は無料となります。(電気代のみ必要、但し売れた飲料水の代代金で実質負担はゼロ)売れた飲料水から年間で約300万円がハンガーゼロへの募金となっています。
突然の災害やまた世界で食料を必要とされている方への支援にもなりますので、ぜひ設置をご検討ください。
お問い合わせは東京事務所まで。
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