2018年09月03日

倉敷市での豪雨災害緊急活動から戻りました


岡山キリスト災害支援室(岡キ災)で被災者支援活動に参加していたハンガーゼロ向頭要一スタッフの活動報告です。

【聖書のことば】
「だれでも、自分の利益を求めないで、他人の利益を心掛けなさい。」

晴れの国岡山 過去に大きな災害が無いことからこのように言われていた土地が大きな災害に見舞われ、被災者の多くは深い絶望の底、暗闇の中に置かれました。
 
7月7日未明の発災から約2ヶ月、この間、国内外から多くのボランティアが集い、寝食を共にし、思いを一つにして被災地で活動し、それこそこの聖書の言葉のように、自分の時間や都合を犠牲にし、被災者に寄り添いそして、その行動が真備町に大きな変化を与えました。
 向頭さんお祈り.jpg被災地真備町に"岡山キリスト災害支援室"と書かれたオレンジ色のビブスを着けた大勢のクリスチャンが毎日現れて、泥だらけになって帰っていく。そしてそれを見送る被災者に笑顔が戻ってくる。私はこの笑顔が真備町の至る所で見られるようになるのを目撃しました。

【聖書のことば】
「私たちはひとりひとり、隣人を喜ばせ、その徳を高め、その人の益となるようにすべきです。」
 
私はこれまでにこの団体で、「新潟中越沖」「東日本」そして「熊本」の3つの震災での緊急支援活動を通じて、困難、苦しみの中にある被災者に対して、希望、喜び、そして笑顔を届けることの大切さを経験させていただきました。
今回の倉敷では、日中の気温が40度を超す中で非常に苦しく、つらい作業が続きました。それでも多くのボランティアさんと共に、聖書のことばの「隣人を喜ばせなさい」を実践することができ、被災者、ボランティア双方に喜びが広がっていたことに感謝します。
 
85歳の被災者のことば
「なぜ今、この年になってこんな目に遭うのか・・・住み慣れた家も、連添いも、財産も何もかも全てを無くしてどうしろというのか・・・復興なんて私には関係ない・・・」
このあと言葉もなく肩を落とされた女性ですが、「遠い所、外国からも来て下さって助けて下さってありがとうございます、皆さんの事を忘れないで、助けて頂いた事を励みにしていきます。ありがとね、ありがとね」と 数日間かかわったボランティアの行動がこのご婦人に少しの希望を与えられたように感じました。
被災者の苦しみ、悲しみは様々です 岡キ災のこれからの活動を通して救いが与えられるように覚えて祈り、支えていかなければならないと思わされています。

 ハンガーゼロスタッフ:向頭要一

YAOTIMES_0830.jpg大阪事務所のある八尾市の地元新聞社「八尾タイムズ」に向頭スタッフの活動報告が掲載されました。
記事はYAOTIMES_0830.pdf

ナイトdeライト.jpg
9月1日と2日、ハンガー親善大使ナイトdeライトが岡山でチャリティライブ(主催 岡キ災、ハンガーゼロなどの支援団体が後援)屋内と野外の会場で素晴らしい演奏が行われ、多数の方々が来会されました。このこのために地元の学生さんらも街頭募金活動を手伝ってくださいました。

ナイトdeライト2.jpg

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