2018年08月22日

参加中のウガンダキャンプをFBで綴る(小堀親善大使)


8月17日からアフリカでウガンダ・サマーキャンプ(参加者14名)に参加している親善大使・小堀英郎氏(ピアニスト)がFacebookで現地の様子を伝えてくださっています。一部を紹介いたします。

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◼︎8月20日
最初の訪問は、カサーレ小学校(Kasaale primary school)。
2016年に日本国際飢餓対策機構(現ハンガーゼロ)による建設支援によって完成。現在219名の男子と238名の女子、計458名が在籍していて、うち約半数がFHによるサポート登録している生徒です。しかし制服が買えないなど生徒の間でも温度差があり、課題は絶えません。
 学校自体も政府からのサポートを受けて運営するも、黒板などの設備投資や7名の教師の給料込みでの支給なもので、厳しい運営を強いられてます。それでも明確なビジョンを描き、将来的には地域コミュニティによる運営の実現と、教職員寮建設を公言されています。
 良い教育の環境とは、子ども本人だけが勉強のモチベーションを高めるだけでなく、その家族も教育への関心を持ち、共に幸せを実現させる道備えに努めることではないかと感じました。

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◼︎8月21日
 午前はカイティ小学校を訪問し、日本の文化体験会を開催!書道・折り紙・ペーパークラフト・風鈴作りの4つのクラスにそれぞれ20人ずつ集めるという打ち合わせ・・でしたが、そんな思い通りに収まるはずなく、特に校庭で行われた書道や折り紙は収集のつかない事態に。
 初めての筆使いにもかかわらず立派に漢字を書いてました。紙飛行機が校庭で飛び交い、追いかけ、踏まれて崩れてもまたそれを手にしてこちらに見せてくれます。
 ペーパークラフトを終えた子どもたちの手には、見覚えのある作品が子どもたちの手にしっかり握られてました。僕は風鈴作りのアシスタント。プラスチックコップと鈴やビーズ、デザインにはいろんな種類のシールが用意され、材料が細かいだけに、順番に並んで受け取ることをまず指導しました。指示に従ってくれて混乱もなく、きちっと列を作って並んでくれました。作業が始まると手の器用さの現れか、それぞれ個性的な風鈴が見事に完成です。
 自宅の玄関に掛けて飾ってね、風が吹いたら音がするよと説明。大切にしてくれるといいな~。
活気と好奇心いっぱいの子どもたちから学ぶことがたくさんありました。学校まで1時間以上歩いて通っている子も珍しくなく、それでも不満どころか「私たちのために支援をありがとう!私たちのために食糧をありがとう!・・」と歓迎と感謝をこめてみんなで歌ってくれました。
楽しくてたまらないようです。FHに登録している学生も多く、彼らは特に教育を受けられることの自覚をしっかり持ってるようです。
将来パイロットになりたいという子には、次は成田空港で会おう!とか、医者になりたいという子には、僕が体調崩したら診てくれるかとか、大勢の子どもに囲まれて笑い声はフルオーケストラ並みでした。
小堀英郎(ピアニスト/ハンガーゼロ親善大使) 
小堀氏のFacebookは、公式ホームページからお入りください。こちらをクリック

同行者 ハンガーゼロ福地麻美スタッフ報告
8月20日
朝、ナムトュンバオフィスにて、FHUナムトュンバ事務所のスタッフと共にディボーションの時間とオリエンテーションの時間を持ちました。2年前は7人だったスタッフが、24人に増えたそうです。CDF(Child development facilitator)が、大多数の役割のようでした。
午前は(2016年ハンガーゼロの支援で教室を建設)カサーレ小学校に行き、ウェルカムの時間やカサーレ小学校のレポート、質疑応答の時間、学校のツアーなどをしました。
午後は貯蓄グループを訪問し、そのあと家庭訪問に行きました。
家庭訪問は、参加者御所さんの教会がサポートしてくださっている、もう1人のチャイルドと、親善大使Manamiさんが支援してくださってる男の子の家を訪問しました。
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ウガンダサマーキャンプの一行は、8月27日に帰国します。参加者の感想は、10月以降のニュースレターでも掲載する予定です。

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