2018年01月23日

【バングラデシュ】ロヒンギャの人々65万人そのうち55%が18歳未満


 ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、隣国バングラデシュに逃れるロヒンギャ(ミャンマーのイスラム系少数民族)の人々が急増しています。その数は2017年8月25日から推定65万人にのぼり、55%が18歳未満の子どもです。大半が徒歩でジャングルに隠れながら山や川、海を渡り、人々は水も食糧もなく、体調を崩し弱り切った身体で国境を越えています。また、モンスーンによる連日の豪雨で避難場所が洪水となり、難民をさらに苦しめています。

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 過密状態の避難民キャンプや仮設住宅では、トイレも1つを100人で共有しているような状況です。このような衛生環境が整わない状況下で、安全な飲料水が不足し、手洗いの習慣もないこと、医療施設から遠く離れていることで命を危険にさらす感染症や急性水様性下痢症などの蔓延も懸念されます。特に5才以下の子どもたちの多くが栄養不足と下痢で死に直面している状態です。難民を受けいれている地域の人々も同じ危険にさらされています。

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 国際飢餓対策機構バングラデシュはパートナー団体と共に、バングラデシュのコックス・バザールのロヒンギャ難民とその受け入れコミュニティの住民40万人余を支援するために、健康と衛生状態改善に取り組んでいます。

 またFHは、ユニセフおよび国際医療チーム(Medical Teams International)と共に必需品の配布をし、移動医療隊(MMUs)を作ってコミュニティの中を回り、多数の難民到着や新しい地への移動、緊急医療に対応して来ました。

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 二つの移動医療隊に加えて、クツパロング・キャンプの現地NGOの協力を得て、コミュニティ保健従業員プログラムを行い、その働きを強化する予定です。これは40人の衛生ボランティアが難民とその受入れコミュニティの人々に対して、衛生や下痢症予防法および手当の方法を教えるものです。人々は手洗い、飲料水の浄化方法、病気の予防法なども学びます。

 これらの活動は皆様のご支援、ご協力がなければ行うことができません。どうぞロヒンギャ難民とその受け入れ地域の人々を皆様の愛で支えてくださいますようお願いいたします。

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