2017年06月28日
【支援者の取組み】災害備蓄の必要性が高まり設置
ハンガーゼロ募金型自販機を教会に設置しておられる所が徐々に増えてきました。そのうち昨年設置してくださった常盤台バプテスト教会の友納靖史牧師にインタビューさせていただきました。
Q ハンガーゼロ自販機を知られたのは?
JIFHのニュースレターに掲載されていたのを読んでいました。それと2011年の秋に、東北大震災の被災地に関わっていた時、PDFJ(パーパス・ドリブン・フェローシップ・ジャパン)とJIFHとが協力して行った、被災地の牧師セミナーでJIFHのスタッフから聞きました。
Q 設置を決めたきっかけは?
災害備蓄型として、また飢餓に苦しむ人々のための募金もできる自販機があるのは分かりましたが、その当時は教会に自販機を入れるということは難しかった。夏になると水分補給も必要ですし、教会としてもお水を用意はしていますが、それでも不足するということで、やはり自販機は必要だという話は出ていたのですが、まだ導入時期ではないかなと思っていたのです。4年前には幼稚園の保護者のみなさんに、備えることの大切さを説明して知ってもらったのですが、思いと行動を起こすことに時差がありました。東京が震災にあった場合には、幼稚園は、配慮の必要な親子に利用してもらい、教会は、一般の方に開放することにしましょうと話をしていました。そして震災に対する備蓄や備えに対して教会員がやりとりをしていく中で、自販機の必要性が理解されていったのではないかと思います。
具体的な案内をもらって実際に進み始めたのは、昨年秋、教会と併設している幼稚園主催のバザーでJIFHのスタッフが救缶鳥(パンの缶詰)の説明をされたことからです。緊急時の利用だけではなく、さらに売上げの一部が飢餓に苦しむ方々の助けになるということも、ハンガーゼロ自販機を導入したきっかけになっています。
一石三鳥のシステムです
Q 利用くださっている皆さんの反応はいかがですか?
教会員だけでなく 幼稚園のお母さんたちも今までは近くの自販機に行っていましたが、ここを使ってくれています。メーカーが季節ごとに販売する飲料を考えて入れてくれているので、お客様が来られた時も自販機にある飲み物の写真をお見せして選んでいただいているのですよ。
意外と教会の方々でもこの働きを知らない方が多いですね。震災に対しての備えは大切だと思います。ハンガーゼロ自販機は、教会にとっても利用者にとっても、世界の方にとっても、一石三鳥のシステムだと思います。同じことを行うならば意味のあることに関わりたいと思っている方は多いと思うので、ただ飲料を購入するということではなくて、こういう働きに使われるならと思ってくださる方々が増えると嬉しいですね。
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