2017年04月21日

【カンボジア】絵を描くことが才能の発見に


 世界食料デー(10月16日)月間に開催される芦屋大会(兵庫県)での「国際児童画展」は、今年26回目を迎えます。JIFHが支援活動を行っている5ヵ国の子どもたちの力作がパートナー団体を通じて届けられ、食料デー大会で展示されたり、貸し出し教材として利用されたりしています。この児童画展に毎年参加している、国際飢餓対策機構(FH)カンボジアから児童画展への「感謝の声」が届きましたのでご紹介します。

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 児童画展は子どもたちに絵を描く機会とともに、絵の才能の発見と成長の機会を与えてくれています。入選の知らせや絵の講評をいただくことで、子どもたちはとても励まされ自信を持つようになっています。子どもたちは講評から新しいひらめきを得ることもあり、将来への夢も広がります。FHでは地元の若いアーティストを招いて、アートやその重要さを教えてもらうとともにアートの基本を学ぶ機会を持ちました。子どもたちの意見や考えを周囲の大人が知りたがっていることは子どもたち自身も知っているのですが、それを表現することはむずかしく、絵によって子どもたちの内面を知ることができるのも大きなメリットです。

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【写真:児童画展で受賞したカンボジアの子どもたち】

 2016年のテーマは「食」、表彰式で賞状と賞品を手にする子どもたちの表情は、内側からあふれる喜びでいっぱいです。JIFHが子どもたちの成長のために企画している児童画展への招待を感謝します。

(文・国際飢餓対策機構カンボジア事務局長・リンリー グラ)

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【写真:最優秀賞「芦屋国際大賞 金」に輝いたバングラデシュのシュヴォデヴ君】

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