2016年05月10日

【南スーダン】学校給食支援を応援ください


当機構は南スーダンのマブイ小学校に通う子どもたち(現生徒数530人)の給食支援を行っています。

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530人の子どもたちが元気に学べるように
 南スーダンは今、人口の25%近くに相当する280万人が緊急の食糧支援を必要とし、少なくとも4万人が生命の危機にさらされていると国連の3機関、FAO(国連食糧農業機関)、ユニセフ(国連児童基金)、WFP(世界食糧計画)が警鐘を鳴らしています。例年であれば最も食料供給が安定するはずの時期に飢餓が増加、これから始まる乾季にはさらに飢餓状態が深刻になるとみられています。
40年間の内戦後に独立
 南スーダンは2011年に独立した世界で最も新しい国ですが、現在も紛争が絶えず南スーダン出身の難民と国内避難民は、あわせて260万人といわれています。計40年以上に及ぶ内戦の影響で、国土全域で保健、教育、水供給などの基本的な社会サービスや、電力、道路などのインフラが不足しています。
 JIFHはパートナー団体LIA(Life in Abundance)と協力してレイク州ルンベックにあるマブイ小学校の子どもたちへの給食支援を2010年から行っています。
 ルンベックは、首都ジュバから234㎞の所にあり、住民の90%が1日1ドル以下で暮らしている地域です。また恒常的な飢餓に苦しめられ、そのために子どもが学校に通うことができなかったり空腹のまま登校するために十分に学べなかったりすることが多く、就学率も大きな問題です。
 現在マブイ小学校は、紛争が続く他の地域から移ってきた子どもで生徒が増え、生徒数は530人に膨れ上がりました。そのため200人は野外で授業を行っています。子どもたちは木に打ちつけた手作りの黒板の前で地面に座ったり、板を渡しただけのベンチに詰め合って腰掛けたりして勉強していますが、雨や暑さでたびたび授業が中断されるのが現状です。また現在5つある教室に入っている330人の子どもたちも、机や椅子が足りないのでひざの上でノートを取っている状態です。

支援をお願いいたします
 栄養不良に陥っている子どもが多い中、生徒全員に栄養のある学校給食を提供することで学校に来る子どもを増やすことができ、また教育効果をあげることができます。そのためにもお皿やスプーンなどの食事用具が全員に行き渡るように、また3つの教室と備品、不足している机や椅子なども必要が満たされるよう、是非皆様のご協力をお願いいたします。

支援は、郵便振替 00170-9-68590 日本国際飢餓対策機構 南スーダン と明記

▼継続募金はコチラから
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南スーダンでの給食支援活動についてはこちらをご覧ください

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