2016年04月29日

熊本報告 G.W.に入りボランティアが集結!


本日からの大型連休に入り、熊本の支援センター(熊本ハーベストチャーチ内)に国内外からボランティア98名が集結、グループに分かれて各所で活動しました。

P4290252.JPG写真:当機構はボランティアの活動先の配置をはじめ支援センターの運営を他の救援グループとともにサポートしています。
 ボランティア内容は、被災住宅の片づけ(家財の運び出し、瓦礫の片づけ)、大工さんら専門家(家の応急修理や水道配管)、看護士チーム(団地内の安否確認、病院への看護師ボランティア派遣)、支援センターでの物資仕分けなど様々な形で被災された方々のニーズに応えています。
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写真:支援センターのすぐそばのお宅でのブロック塀撤去(近隣住民の声かけで行われました)

 また、もう一つの益城町にある支援センター(木山キリスト教会内)では、大学生ボランティアグープによる子ども向けプログラムが行われ、楽しいゲーム大会などを通じて、子どもの心のケアを行っていました。参加した子どもたちの中には家が壊れたため入れない子もいました。
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 益城町では多数の住宅が全半壊したため、家に戻ることができない方が多く、近くにある総合体育館に多数の方々が、マットやシートを敷いて避難生活を続けておられます。(体育館内は天井損壊のため使用不可、通路が避難スペースに割り当てられています)また、駐車場で車中泊を続けておられる家族も見受けられました。益城町総合体育館には、行政関係、YMCAをはじめとする民間ボランティアも多数入って、様々なアプローチで被災者支援を続けていました。
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【益城町で活動したボランティアの報告から】
 住宅地をまわりながら物資提供やお手伝いについての声かけをしている中で、一つの家族とお話しする機会がありました。その方の家は最初の14日の地震で家が倒壊したため、避難しなければならなくなりました。ところが、その夜に家から金庫が盗まれ、避難所にいても心が休めない、と嘆いておられたとのことです。このお話しのあと、お話しされた方がボランティアにハグしてくださったそうです。
DSC_9056.JPG写真:益城町のコンビニでペットフードを車に満載してペットフードを配布していた北九州の方々と出会いました。東京の友人らがペットを飼っている被災者を応援したいと募金を届けてくれたとのことです。ちょうどその日の朝、支援センターにペットフードのリクエストがあったばかりで、たくさん分けてくださいました。出会いに感謝。


【5月5日、7日に子どもを対象の「くまもとスマイル ひろばで遊ぼう」(於:ふれあい広場)
5月5日子どもの日に、益城町から南に位置する御船町のふれあい広場(通称:恐竜公園)にて、子どもたちが楽しく遊しめる機会を提供します。プログラムは、福島での支援活動で実績がある、東北支援プロジェクトSolaがスタッフを派遣、そのために参加ボランティアを対象にした事前(前日)ワークショップも行われます。

kumamoto smileMINI.jpg5月7日 第1回くまもとスマイル 観戦バスツアー(於:ヤフオクドーム)
益城町の小学生4〜6年生を対象に福岡のヤフオクドームを見学、その日に開催されるプロ野球ソフトバンクホークスの試合を観戦。定員50名(応募者多数の場合は抽選)。

この企画について、益城町町長ら行政側から「大変ありがたい」との賛同を得ています。
くまもとスマイルは、今後も継続開催するために、この企画を応援する企業スポンサー募っています。

熊本・大分では体に日中夜間にはっきり体感できる余震が続いています。
今朝の西日本新聞によると熊本市が被災者に実施したアンケートに9000世帯(19605人)から回答がありその半数にあたる49%が「避難所に残りたい」とのことです。その理由として「余震が怖い」(82.7%)、「ライフラインの不通」(46.9%)などの回答がありました。

最初の地震(14日)から2週間が経過する中で、まだまだ厳しい状況が続いております。当機構は、支援センターに集まってくださるボランティアとまた国内外から応援をしてくださる皆様と力を合わせて被災者に寄り添う活動を続けていきます。


ぜひ、応援をお願いいたします。
●ウエブサイトからの募金(クレジットカードがご利用になれます)
こちらから入り「熊本大地震」をクリックください

●ボランティアを希望される方(当機構が参加協力している九州キリスト災害支援センターで受付ております)

■ボランティア申込先 
 以下リンク(フェイスブック)より申込下さい。お申込み後に事務局よりご連絡します。
 (注)フェイスブックに入ってから、「募集要項 もっと見る」をクリックし、開いたら「申込リンク」のURLをクリックすれば申込画面が出てきます。
 Application for Volunteer:Please apply at the link below. After applying, we will contact you.
 こちらから入れます

●JIFHの熊本地震支援の最新情報 (吉田スタッフがFacebookにUPしています)
ハンガーゼロ「日本国際飢餓対策機構」
こちらから

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