2015年12月02日
【常総市】茨城水害支援ボランティア活動報告
先月11月23日~25日にJIFHからスタッフを派遣し、ボランティア活動を実施しました。3日間で総勢30名を越える方が応援に駆けつけてくださり、炊き出しや泥だし作業をさせていただきました。
▼23日の活動
炊き出しチームと作業チームに分かれて活動。炊き出しは浦和福音自由教会チームが担当し、メニューは焼きそばとホタテのバター焼きでした。またJIFHはフェアトレードコーヒーを提供させていただき、綺麗なティーカップでカフェのような雰囲気を楽しんでいただくことができました。避難所では昼間だったので仕事に出ている人も多くいましたが、焼きそばもカフェも大好評でした。
「避難所に来てからはコーヒーは紙コップばかりだったけど、久しぶりに喫茶店のような雰囲気で楽しめた」
といって喜ばれ、皆さん心開いてくださり、ボランティアの皆さんとのおしゃべりも楽しんでおられました。中には涙を流しながら、ボランティアさんが全国から来てくれたことに感謝の言葉を述べられる方もいました。
作業チームの活動内容は床下の泥出しや床下の掃き掃除がメインでした。二ヶ月が経った今になってこのような作業があるのは、最初は被災者自身が拭き掃除だけで済ませて暮らしていた世帯が壁にカビが生えてきて、これではいけないと気づき、今頃になって助けの声をあげるケースが多いためです。
▼24日の活動
この日も炊き出しと作業チームに分かれて活動。炊き出しは避難所の方から人が最も集まっている夜にやっていただけないかという依頼があり、豚汁とホタテの醤油焼きをお配りさせていただきました。毎日同じようなお弁当だったので暖かいもの、新鮮なものはとても喜ばれました。
▼25日の活動
朝から救世軍の炊き出しチームに合流し、昼食時の在宅避難者向けに約300食分の炊き出し配膳を手伝いました。メニューは牛丼と味噌汁。開始前から行列ができるほどの盛況ぶりでした。また残ったものは常総市の社会福祉協議会で水害後、毎日忙しく働いておられるスタッフの皆さんにお届けさせていただきました。
社会福祉協議会のボランティアセンターは先月11/15(日)をもって県外からのボランティア受付を終了。今後は登録制にし、市内のボランティアを中心にしていくとのこと。しかし、いまだに泥だしのニーズがあり、引っ越し作業のお手伝いや田畑には瓦礫がいまだ散乱している状況で、ボランティアの助けが必要だという声も聴かれます。
JIFHとして今後も現地で活動しておられるNGO団体や教会と連携しながら、必要な支援活動を展開していきたいと願っています。皆さまのご支援引き続きよろしくお願いいたします。
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