2015年11月09日
【アフリカ】ハンガーゼロ活動状況
世界の飢餓人口は8億人、9人に1人が今も栄養不足に苦しんでいます。そしてサハラ以南のアフリカでは、4人に1人以上が慢性的に栄養不足状態です。国連は、10年前、「2015年までに世界の飢餓人口を半減する」というミレニアム開発目標を掲げましたが、ある程度の成果にとどまりました。そして2015年9月25日「持続可能な開発サミット」において、ミレニアム開発目標で積み残された目標を達成する為に、新たに17分野の「持続可能な開発目標」を採択しました。(1面に関連記事)その目標の1は、貧困の撲滅、2は飢餓の撲滅です。
日本国際飢餓対策機構は、多くのサポーターのご協力を得てアジア、アフリカ、南米の現地パートナーと共に「こころとからだの飢餓」の撲滅のために、また人々の自立の支援に日々活動しています。
飢餓と貧困の撲滅のために自立を支援
アフリカでは、紛争によって多数の避難民の支援が必要になりました。ルワンダではブルンジからの難民の支援、コンゴ民主共和国での国内避難民の自立支援を行いました。
【写真:ブルンジ難民支援(ルワンダ)】
ウガンダでは2014年秋から地元の人たちに協力して支援をしていた、カサーレ小学校の校舎が出来上がり、野外の木の下で勉強していた子どもたちに教室が与えられました。
【写真:カサーレ小学校支援(ウガンダ)】
ニジェールで2012 年からスタートした持続可能な地域変革研修(VOCセミナー)は、2013年のコンゴ民主共和国に続き2015 年夏にはケニアでも行われました。
【写真:国内避難民支援(コンゴ民主共和国)】
子どもの教育支援では、世界7 ヵ国(ボリビア、ウガンダ、ルワンダ、ケニア、バングラデシュ、カンボジア、フィリピン)で世界里親会による活動が行われています。また、南スーダン、ケニア、カンボジアでは給食支援を通じて、子どもたちの栄養状態改善と共に、学校に続けて通えるよう支援しています。
【写真:学校給食支援(ケニア・コイノニア)】
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