2015年05月19日
ネパールカトマンズ近郊ヌワコットで物資配布に参加
ネパール緊急支援で現地で活動を続けている吉田知基からの続報です。
5月17日(日)
▼Nuwakot(ヌワコット)地域での物資配布に参加
この地区でも支援をしているGFA(ゴスペル・フォー・アジア)が150家族分のお米(一家族あたり30kg)、塩、衛生用品などを配布するのでその活動に参加しました。その時に、日本から持参した「pray for nepal のメッセージバナー」(ゴールデンウィークに東大阪で行われた催しでの募金活動で集めた寄せ書き)も掲載したところ、被災された方や地元のボランティアの青年たちに喜ばれました。
配布後、Nuwakotの中でも被災状況のひどかった所を訪ねました。そこでお姉さんを亡くされた男性と出会いました。
彼のお姉さんは家の倒壊で下敷きとなっているところで発見されたそうです。(写真=亡くなった姉の発見場所を指さす男性)
昨日、ネパール政府はこの震災で家を失った人に対して15,000ルピーを支援する発表がありました。しかし被災された方々からは「それでは家を建て直すには全く不十分だ」という落胆や不満の声が聞かれました。
いまだにテントと食料の需要が多く、テントは品不足となり、各支援団体がインドなどからネパールに持ち込んでいるのですが、輸送中に略奪にあうケースもあるようです。これからモンスーンの季節に入るネパールの人々にとって雨をしのぐためのブルーシートは必須となっています。
18日には、ネパール山岳部のチベット族の中のとくに貧困家族の自立を助けているReaching Himayalaの現地事務所を訪ね、代表のPhurpuさんから団体の活動や今回の被災者支援活動などについて伺いました。この団体ではすでに長期的な復興支援計画をまとめつつあるようです。活動にあたっては地域政府や住民との相互承認を重視しており、信頼されているとのこと。また支援団体で政府から唯一ヘリコプターを自由に使用できる許可を取り付けるなど、政府との折衝力もあるようです。JIFHがネパール支援活動を進めていく上で今後も情報交換を続けていきたいと思います。
以上 吉田知基
ネパール大地震被災者緊急募金にご協力ください。支援はこちらから





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