2015年01月13日
広げよう「わたしから始める、世界が変わる」の輪
日本国際飢餓対策機構は世界の飢餓・貧困問題を解決するためには開発途上国、工業先進国の双方の一人ひとりの意識変革と行動が大切であることを呼びかけてきました。皆様の中には、「私も何かを始めてみたい」「支援はしたいけれど、どのようにすればよいのか具体的に知りたい」と思っている方もおられることでしょう。そこで「わたしから始める」の具体例をまとめてみました。この中には、すぐに取り組めることもあれば、少し考え、計画してから実行するものなど様々ですが、ご自分に合うものを検討してみてくだされば幸いです。
●感謝していただく
棄てることのないように、食料を計画的に買う。一食の感謝を忘れず、食べ残しをなくす。
注)日本の年間食料廃棄のワースト1は家庭からの廃棄です。
●書き損じはがきで応援する
各事務所では、未投函のはがきを換金して海外スタッフ支援のために用いさせて頂いています。
【2014年集計】
はがき:382,464円分の切手に換金。
未使用切手:410,776円分。
国内外の送料軽減に貢献しています。
●『本deリンク』で支援する
JIFH愛知事務所では送られた本やCD・ゲームソフトを換金して、飢餓・貧困に苦しむ人々の支援に用いさせて頂いています。引っ越し、大掃除の際にもぜひご利用ください。
【2014年実績】96,661円
(内訳:本1420冊、CD216冊、DVD47冊)
注)破れや汚れ、書き込みのある書籍、個人出版、文学全集は換金対象外です。CDやDVDはケース割れ、ジャケット、歌詞カード不備、海賊版、個人用、カセットテープやVHSビデオも不可です。
●ハンガーゼロ自動販売機を利用・設置する
飲み物を買うと1本につき10円がアフリカの人々に寄付されます。また防災対応のハンガーゼロ自販機を設置していただくと、10円の寄付と共に緊急災害時の備蓄用としてパンの缶詰、水各96個が無償で提供されます。現在、全国で80台が稼働中です。
【2014年募金実績】1,387,620円
設置の相談は大阪事務所までどうぞ。設置費用は必要ありません。
●募金箱を家庭や職場に置く
小銭と思われるお金も、飢餓・貧困に苦しむ人々にとって何倍もの価値を持ちます。募金箱は、各事務所にお問合せください。
●フェアトレードの商品を購入する
開発途上国の生産者から適正な価格で買い取られた商品を扱う会社(キングダムビジネス)から買って支援する。
絵:みなみななみ
●知る・学ぶ
毎月発行される「飢餓対策ニュース」を読んで、世界の飢餓の現状やJIFHと協力団体の活動、支援者の声を知る。世界の現実についての本(「世界と地球の困った現実」、「旅をしながら」など)を読んで学ぶ。(取扱はキングダムビジネス)
≪参加して"始める"≫
●世界食料デーに参加する
毎年秋行われる日本各地の「世界食料デー大会」に参加して現地からの報告を聞いたり、ボランティアとして運営に加わったりする。各地の大会は実行委員会によって運営されています。食料デー募金に協力することもできます。
●海外ワークキャンプや研修に行く
JIFHが毎年夏に行う「海外ワークキャンプ」に参加して、活動地の人々の生活を体験し国際協力の実際を知る。JIFHのハンガーゼロ・ファシリテータートレーニングに参加して、海外協力の専門的な学びをする。
※今年のキャンプは南米ボリビアで開催します。お問合せは東京事務所まで。
●国際協力イベントに参加する
各地で行われるグローバルフェスタ(東京)やワンワールドフェスティバル(大阪)、アイフェス(名古屋)などの国際協力フェスティバルにボランティアとして参加する。まずは自分の地域でどのような国際協力団体や催しがあるかを調べてみましょう。
≪行動して"始める"≫
●企画して実行する
JIFHのスタッフを学校や団体に招いて世界の現状についての話を聞く。JIFHの親善大使を招いて、チャリティーイベントを企画する。学校の文化祭などで飢餓問題の啓発活動や写真パネル、国際児童画の展示、飢餓問題のワークショップなどを行って関心を深める。
●ネットを活用する
自分のホームページやブログ、フェイスブックなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用して飢餓の現状を伝え、支援参加の輪を広げる。
≪募金を"始める"≫
「JIFHサポーター」として協力する (1口 500円/月)
「ハンガーゼロ・サポーター」として協力する (1口 1,000円/月)
「海外スタッフ・サポーター」として協力する (1口 1,000円/月)
「チャイルド・サポーター」として協力する (里子一人4,000円/月)
「かざして募金」スマートフォンやPCから支援する。
≪支援者の皆様とともに≫
現在約2,500人の方々がハンガーゼロ・サポーター(約3,800口)として、またアフリカ・アジア・南米7ヵ国の里子たち(約1,900人)のチャイルド・サポーターになって、支援を続けてくださっています。また、一昨年末のフィリピン台風、昨年の広島土砂災害では多数の皆様が募金を届けてくださっただけでなく、災害の現場での緊急・復興支援活動にもボランティアとして参加してくださいました。
支援者の皆様が世界の飢餓と貧困、そして自分の周りの社会の問題に対して「わたしから始める」とき、そこから新しい気づきが生まれたり、人々の交流や祈りが広がっていきます。JIFHはそのような皆様と力を合わせて行動することで、貧困、飢餓、災害、紛争で苦しんでおられる人々の「心とからだ」を励まし、これらの課題の解決の力になると確信しています。共に世界を変えていきましょう。
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