2014年04月11日
【フィリピン】台風緊急支援ボランティア参加者レポート②
日本からボランティアチームが1月17日~24日、1月31日~2月8日の2度にわたってレイテ島タクロバン市を訪れ、現地で支援活動を行っている「ナビゲーター・フィリピン」の炊き出しの手伝いや美容師さんによるヘアカット、ウタップ小学校(生徒数約500人)での特別授業を行いました。この学校は一部の教室が台風によって破壊されたため、午前と午後の入れ替え制で授業をしていました。生徒たちの多くの家が全半壊しましたが海岸沿いに比べて被害は少ない方で、かえって支援から取り残された状態でした。今回は第2回目のチームに参加した高峰義明さん(美容師:MIX JAM)のレポートをお送りします。
明るく健気な子どもたちの笑顔が私を幸せに
1月31日~2月8日、フィリピンのレイテ島、タクロバンのボランティア活動に参加させていただき、感謝します。今回も素晴らしい方々とチームを組めて幸せでした!私たち美容院MIXJAMは、普段国内で児童養護施設や知的障害のある方へのボランティア活動をさせていただいております。開発途上国でのボランティアや被災地へのボランティアはJIFHのお世話になって参加しています。
東日本大震災から丸3年、復興はまだまだこれからというところがありますが、震災の際には海外から多くの支援が届いて、ボランティアとしてその場にいた私たちも本当に暖かい気持ちになりました。このことからいつか少しでもお返しができる機会があれば積極的に参加させて頂こうと思っていました。そんな時にJIFHからフィリピンの被災者支援のボランティアの話を頂き、即決で参加を決めました。
たくましく生きる姿をみて
現地に着くと先週まで停電のところが多く、ライフラインなどの復旧が遅れているとの事、すでに災害から3ヵ月が過ぎようとしているに、日本では考えられないような現状でした。人々が悲しみにくれている状況を想像して参加をさせて頂きましたが、それとはうらはらに、たくましく生きる姿をみて教えられることが沢山ありました。
コミュニティーでは各家庭を訪問させて頂きました。このような状況なのに皆さん快く迎えてくださり心温まる時間でした。60歳代の女性の方が日本語で「私は以前日本の三重県に居ました!」と声をかけてくださり、日本とのつながりを身近に感じることができる場面もありました。
4回の炊き出しでは、乾燥米・大豆・野菜ミックスの配給保存食に日本のカレールー、クリームシチューなどを入れて各300食程度調理させて頂きました(美味しいと好評でしたよ)。
地域の小学校も訪問し、1年生と5年生の教室で2回に分けて授業をさせて頂きました。折り紙、紙芝居、箸の持ち方、地理のクイズ、簡単な日本語講座など、時間が足りないくらい熱心に授業を受けて頂けました。
ここの人々は守られている
今回も私のモットー「辛い時ほど笑顔であかりを灯そう」を意識して参加させて頂きましたが、ボランティアに参加した若いメンバーの熱心に奉仕する姿や明るく健気に振る舞う村の子どもたちを見た時、最高に幸せを感じることが出来ました。この奉仕する心と村の人々の一生懸命生きる姿から、確かに神様が守って下さっていると感じることの出来るワークキャンプでした。JIFHの皆さん、キャンプをお世話頂いた現地の皆さん、slot kakek petir チームの皆さんに心より感謝します!ありがとうございました。
(報告:ボランティア高峰義明)
【フィリピン台風復興支援ボランティア活動の様子】
https://www.youtube.com/watch?v=a5zKOhe-yZY
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