2014年02月28日

フィリピンでの食料支援継続でスタッフ3名派遣


 当機構はフィリピン台風緊急支援として、被災者への食料支援を継続しています。今回はパンの缶詰に加え、岩手医科大学から寄贈された缶詰食品多数を40フィートコンテナに詰めてセブ港に海上輸送しました。(2月27日到着)このため26日から吉田、申、稲本の3名をセブ島の活動拠点に派遣しました。

 27日セブ港に届けた食料品は、パンの缶詰7805缶(実質1万食以上)、岩手医科大学から寄贈された「肉・魚・野菜・スープ・おかゆ・果物」などの缶詰13200缶。(寄贈品の中にはパンの缶詰めの一部も含みます)
 これらの食品は、現地で支援活動を行っている救援団体やキリスト教会連合の救援チームなどを通じて、セブ島、レイテ島、サマール島で支援が十分でない地域を重点的に配布を進めていきます。現地では昨年11月初めの台風通過からすでに4ヶ月近く経過しているものの、とくに被害の大きかったこれらの地域は、多くの住宅が強風や高潮で流出、損壊したため生活再建は厳しい状況が続いています。1月にサマール島で秋元ハンガーゼロ特別大使(パン・アキモト)とともに食料配布を行ったスタッフの報告では「サマールでは被災住民が、同じ魚の缶詰めと米だけの食事がずっと続いている」とのことです。

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 今回のこの時期での食料支援はこうした現地の状況に対応するために行うことになりました。
 セブ島にはいった吉田ら3名は、これから3月中旬までこれらの食料配布活動を行いながら、その他の地域(バンタヤン島など)についてもその後の被害地の変化やあらたなニーズなどを確認します。
 フィリピンの人々の生活再建は少しづつ進んでいます。ぜひこれからも温かい支援をお願いいたします。
 このウエブサイトの募金ページから直ぐに支援ができます。


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