2013年12月23日

サマール島マラブットでの活動の様子(吉田)


16日からレイテ島やサマール島でパンの缶詰や水フィルターの配布活動をしていた吉田が21日に活動拠点のセブ島に戻りました。  配布に際しては、フェリーの遅れやトラックの故障などいくつかのトラブルに見舞われ、スケジュールの変更なども余儀なくされましたが、国際飢餓対策機構フィリピン、フィリピン福音同盟などの現地パートナーから適時助けをいただきながら、レイテ島とサマール島で予定していた地域での配布は計画通りに実行することができました。

マラブット配布.jpg
 12月20日、最後に訪れたサマール島マラブット市内のビノキヤハンというバランガイで300家族に対して配布を実施しました。ここでは、国際飢餓対策機構フィリピンが地元のロータリークラブや医療団体と合同で医療支援活動を実施、当機構も受診に訪れた家族全員に食料としてパンの缶詰をお渡ししました。この活動では、ボランティア医師による診察(健康相談)、薬の提供、眼鏡の配布などを行われました。翌21日にはバセイ市も行われましたが、吉田はセブ島にもどるため物資のみを提供しました。
マラブット医療支援.jpg
マラブットメガネ配布.jpg
 なお、23日は最後の配布活動としてセブ島とレイテ島の中間にあるカモテス島に早朝のフェリーで渡り、パンの缶詰と水フィルターを届け、24日に日本に戻る予定です。
 フィリピンもクリスマスを迎え、夜は賑やかなパーティが行われています。大きな台風被害の中に見舞われた人々にとってもキリスト誕生のクリスマスシーズンは特別です。人々の心が祈りや讃美、クリスマスメッセージで癒やされてこの大きな困難から希望をもって立ちあがっていくことを願わずにはいられません。
 フィリピンの人々のために温かい応援をこれからもよろしくお願いいたします。

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