2013年12月06日
吉田スタッフ再びフィリピンに到着、地震被害のボホール島も調査へ
フィリピン台風緊急支援活動のために吉田知基が12月5日、再びフィリピンに入りました。また米国人スタッフのジェーンは、週末に国際飢餓対策機構フィリピンがサマール島で行っている緊急支援や子ども支援プログラムに参加します。
吉田は、本日6日から8日まで当機構の活動拠点があるセブ島からボホール島に現地パートナー団体とともに入りました。ボホール島は、セブ島とレイテ島の中間地点に位置し、1200万人の人々が住んでいます。この島で10月15日午前8時過ぎにマグニチュード7.2の地震が発生、多数の死傷者と多くの建物が倒壊しました。その地震被害からの復旧の最中、今回の巨大台風がボホール島近くを通過したため、さらなる被害の拡大が懸念されています。

地震で通信や交通インフラの事情が悪い中で、ボホール島の台風被害状況がなかなか伝わっていないこともあり、今回の現地で状況を調査するともに食料支援なども実施する予定です。
【写真上】水フィルターをセットする吉田スタッフ【写真下】12月4日に地元自治体の八尾市・田中誠太市長を訪ねフィリピン台風支援活動を報告させていただきました。田中市長から「地元のNGOとして今後も頑張ってください!」と激励をいただきました。(左から吉田、岩橋JIFH理事長、酒井元駐在員)

ジェーンが入るサマール島は、支援がレイテ島に集中傾向にあるため被害規模のわりに支援が遅れている地域。このため現地パートナーの国際飢餓対策機構フィリピンでは早くからサマール島での緊急支援を開始し、食料支援や子どもための心のケアプログラムを行っています。当機構は12月8日にセブ島に空輸するパンの缶詰(5250缶、約1万食分)、水フィルター360家族分などを提供する予定にしています。
皆さまの温かい支援によりフィリピン台風緊急支援が継続されています。被災地でクリスマスを迎える人々のために、ぜひ続けて応援をよろしくお願いいたします。
緊急募金は、このウエブサイトからクレジットカードですぐにできます。また、郵便振替の場合は、00170−9ー68590 一般財団法人 日本国際飢餓対策機構「フィリピン台風」と必ず記入ください。
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