2013年11月10日

【フィリピン台風】現地駐在スタッフからのレポート


 台風30号の直撃を受け、被害が広がっているフィリピン。国家災害対策本部が10日朝までに確認した死者は151人です。しかし、レイテ島の行政当局は300~400体の遺体を回収しており、当局の幹部は「1万人を超えることもあり得る」との見方を示しています。現地駐在スタッフ、酒井保(HOLPFI)から以下のような連絡が入りました。

 「ニュースにあるように被害は甚大です。私たちの支援地のサンアンドレスも、約100人がバランガイホールに一時的に避難したと連絡が入っています。

 昨年から懸案となっている堤防は再び決壊し、現在一切の交通が遮断されており陸路からの救援は不可能となっています。雨が一時的なものなので一両日中にはなんとか渡れるようになるのではと期待しています。

 この時期からサンアンドレスでは雨が多くなる時期で、二次災害の可能性は十分あります。現在、停電も今も続いているとのことです。

 現在、レイテ島の被害がもっとも大きいと伝えられていますが、インフラが全滅して支援物資が届けられない状況となっているようです。ボホールは先の地震でインフラが被災しておりその被害がいまだつかめていいない状況なので、ボホールも私は気にしています。」(酒井)


日本国際飢餓対策機構はフィリピン台風被災者への支援を開始いたします。日本からも現地へスタッフを派遣予定です。

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