2012年10月29日
美しいフルートが能楽堂に響く、ソン・ソルナム東日本支援コンサート
10月26日、当機構親善大使ソン・ソルナム氏らによる「東日本大震災チャリティーコンサート」(主催:MNJ企画)が大阪市中央区の山本能楽堂において開催、会場には満席となる220名以上が来会し、温かい支援の輪が広がりました。
この日のソルナム氏は、日本の伝統的な能舞台に合わせて、自身も韓国の民族衣装に身にまとい登場。曲目は、日本の「ふるさと」、そしてソルナム氏が外国で生活を続けていたときに故郷に思いを馳せて作曲した「わたしのふるさと」、NHK で放映中の韓国ドラマのイ・サンの挿入歌「約束」などを曲毎に様々なエピソードを交えながら、演奏されていきました。とくに日本のふるさとの演奏では「みなさん一緒に歌いましょう」と呼びかけ、演奏者と会衆が一つとなって東日本の人々への思いを共有するときとなりました。
またトークの中で「いま韓国と日本の関係はあまりよくありませんが、こんな時こそお互いを受け入れて愛し合っていくことが大切です」と現状の日韓関係についての自身の思いも語られました。ソルナム氏は、昨年の東日本大震災直後に「一番近い国の隣人のために何か役立つことをしたい」という思いで、多くの外国人が一時日本を離れる中、救援物資を携えて来日し、避難所などに足を運び、即席の慰問演奏も行われました。被災地でのコンサートはこれまでに71回を数え、多くの被災者への心を励まし続けられています。
当日は満席のため会場スタッフの移動もままならないものでしたが、ソルナム氏や韓国伝統楽器(チャング、カヤグム、ヘグム)の素晴らしい演奏(第一部)により終始、感動と東日本の人々への温かい思いに包まれたものとなりました。
なお、コンサート終了後に会場出口では、東日本大震災募金が行われ沢山の来会者がご協力してくださいました。ありがとうございました。(募金は現在集計中、当機構を通じて被災者支援のために用いられます)
1階も2階も満員となった会場風景、当機構の韓国人スタッフも民族衣装で司会させていただきました。
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