2012年07月19日

九州北部豪雨・現地調査(竹田市)


 九州北部豪雨により被災した地域を調査するため、現地入りしたスタッフはさらに大分県西部の竹田市へ移動。
玉来川沿いを車で走っていると、目の前に凄まじい光景が飛び込んできた。

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鉄橋のはるか下を流れる川。その鉄橋には大木が突き刺さり、さまざまなごみが線路をふさいでいる。
橋の上まで増水した水は川沿いの家々を飲み込み、破壊していったのだ。


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【写真:すでに壁はがしや泥だし作業が行われている家も多かった】

川沿いの住宅は床上浸水1m以上にも及んだ。
さらに下流へ移動すると、上流から流れてきた泥が堆積し、川の水をせき止めるほどになっていた。

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【写真:玉来川に堆積した泥、車も埋まったまま】

この玉来川は1990年の豪雨でも氾濫し、死者5人の犠牲者をだしている。
県は同市に災害救助法を適用したが、玉来ダム完成が遅れる中で再び起こってしまった災害に、
被災者からは怒りの声も挙がっている。

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