2012年04月03日

フルート演奏家ソン・ソルナム氏(韓国)が親善大使に就任


当機構の新たな親善大使に韓国のフルート第一人者として活躍されているソン・ソルナム氏が就任されました。ソルナム氏は、現在NHKで放映中の韓国ドラマ「イ・サン」の挿入歌をはじめ、多数の韓流ドラマを担当されています。様々なフルートを使い分け、繊細で美しく透明感のある演奏には定評があります。昨年は「世界食料デー大会」(八尾と奈良)において音楽ゲストとして演奏され、皆さまからご好評をいただきました。

 ソルナム氏は、昨年の東日本大震災で多くの外国人が原発事故後に国外脱出する中で緊急来日し、避難所やその後の仮設住宅を回って60回もの慰問コンサートも続けられました。慰問コンサートでは、優しさと力強さのある様々なフルート演奏とともに困難や葛藤と向き合いながら音楽家の道をめざした経験談もユーモアを交えて話されていました。また、神に出会った恵みや希望を持ち続けることの大切さも話されて被災されたの方々の心を勇気づけられていました。ソン・ソルナムさんは、親善大使として大きな貢献を続けてくださっているゴスペルシンガーの上原令子さん、福音歌手の森祐理さんとともに、東日本で復興に歩む方々や世界の飢餓問題解決のためにその豊かなたまものを用いてくださいます。どうぞご期待ください。

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[ソン・ソルナム]
米国ジュリアード音楽学院フリースクール(1994卒)、スイス・ローザンヌ国立音楽大学(1997卒)で学ぶ。1990〜1994年、ニューヨークのリンカーンセンターで毎年ソロリサイタル(1994年はオーケストラと競演)、1992年はフルート演奏家としては偉業ともいえるカーネギーホールでソロリサイタル。近年はクラシック演奏家としてだけでなく、韓国ドラマ「ホジュン」「ドンイ」、映画「九歳の人生」など、ドラマや映画の主題歌、挿入歌を多数手がける。日本では、現在放映中のNHK韓流ドラマ「イ・サン」の挿入歌でよく知られるようになった。

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