2012年04月04日
【支援者の取り組み】ECO TAXIでハンガー・ゼロ
沖縄県宮古島市平良のタクシー会社、株式会社「まるちく」さんでは、自社の全タクシーに当機構の募金箱を備え付け、飢餓・貧困に苦しむ方々を支援して下さっています。
下地隆之社長の奥様、康子さんにおたずねしました。
【Q.タクシーとしてバイオディーゼル車やハイブリッド車を使っておられるのはどうしてですか?】
環境に優しいタクシーを目指して、まずエコカーのバイオディーゼル・タクシーを取り入れました。それからハイブリッド車や電気自動車も加えたのですが、バイオディーゼル・タクシーやハイブリッド車を使ったのは日本で最初でした。
【Q.募金箱をタクシーに備え付けて下さったきっかけは?】
6年前に宮古バプテスト教会の端慶山麗子さんから、こんなものがあるよと教えてもらって、最初は家族や友人で募金箱に募金をしていました。でも社会貢献というなら個人的にやるより、いいことはPRしてみんなで協力し合ってやった方がいいんじゃないかと思うようになり、昨年の4月から会社として協力してもらうことになりました。運転手さんも、そんなささいなことが役に立つならと細かいお金を入れてくれています。それを見てお客さんも協力してくれるようになりました。
【Q.今後については】
私は、「社会貢献はお金がある人がやればいい」と考えることを疑問に思っていて、1円でも10円でも、家にあるお金を社会に役立てるんだ、とみんなに思ってほしいのです。それが良いことだと分かっていてもなかなか始められないけれど、小さいことでも実行に移していきたいと思っています。それから、エコタクシーを広げていきたいです。今は他社でもハイブリッド・カーを採用し始めています。私たちは、エコアイランド宮古島の、質のいい、お客さんに「選ばれる」タクシー会社になりたいと思っています。
広報では支援者の皆様の取組みをご紹介したいと願っております。
ぜひ大阪事務所・広報までお知らせください。
【大阪事務所】
電 話: 072-920-2225(広報/鶴浦・吉田)
メール: general@jifh.org
日本で「小銭」と思われるお金が、飢餓・貧困に苦しむ方々にとっては何倍もの価値を持ちます。今回紹介させていただいた「まるちく」さんのような『わたしから始める』取り組みや様々な犠牲を払って支援して下さっている全国の支援者の皆さんによって、当機構の活動が支えられ、同じ地球家族として共に生きる時、『世界が変わる』のだと信じます。私たちも数あるNGOの中から「選ばれる団体」になりたいと願います。
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