2011年09月20日

清家スタッフがケニア・ダダーブ難民キャンプに入る


ケニアのダダーブの難民キャンプの一つを訪問しました。このキャンプには隣国のソマリアなどから44万人もの難民が押し寄せています。


6月からソマリア国内の干ばつと内戦のために毎日1,400-1,600名の難民が押し寄せ数万人規模を予測していた国連の難民高等弁務官(UNHCR)は国際世論に訴えかけ、支援の要請を行っています。現在は少し落ち着き、1日に700-800名ほどになっていますが、それもかなりの数です。到着した人々は着の身着のまま。かなり長い難民登録、健康診断、予防接種などを行ったあと、必要な物資を受け取り、バスで運ばれてキャンプ地に到着。すでに用意されているテントに入居していきます。しかし、いつ母国ソマリアに戻れるかは見当がつきません。何人かに聞いてみても、殺し合いが終わらなければ国へは戻りたくないと話してくれました。(9月15日 清家弘久)

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